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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   臨機応変   いまの

「何でこんなに細かい作法が決まっているのかなぁ。」
私はお茶を習っている。現代には、古くから伝わってきた、美しく形式的なお茶のようなものも伝わっているが、簡単に操作でき、どんどん進化している機械ものもある。
確かに、古くて正しいものには美しさを感じるという意見もある。例えば、私が習っているお茶もそうだ。お茶は古くから伝わってきた、それぞれの流派によって違う、型がある。そして、その動作が一番美しいとされ、よけいな動きはしないように言われる。私が苦手なのは、茶せんやなつめやお茶碗を動かすところだ。位置も、順番も決まっていてややこしい。一つ一つの細かい動作まで定まっていて、先生の話された通りに動いていると、まるで機械になった気がする。でも、とても楽しい。私は、古くて正しいものには、長く続いてきただけの良さがあると思う。
 しかし、新しいものには便利さや斬新さがあるという意見もある。IPodや携帯もそうだ。最近はどんどん新しくなり、どんどん便利になって言っている。デザインや色もいろんなものがでて、広い年代のひとが使える。私は、古い型にとらわれず、自由に新しい物をどんどん作っていくことは大切だと思う。
 古くて正しい物を追求するのも良い。新しい斬新な物を取り入れるのも良い。しかし、一番大事なのは、そのときに応じてふさわしい立ち振る舞いや、物を選択することだ。「いかに飽きずに続けるかではなく、飽きることと続けることをいかに両立させるかということが大切だ。」という名言があるように、これから私も、その場面にふさわしく、臨機応変に動きたい。

   講評   komiko

 いまのちゃん、こんにちは! 「書き出しの工夫」を加えて清書をしっかりと送信することができましたね。

 意見文はなかなか難しいですが、ななみちゃんは自分の意見をしっかりと書ける力があるので、自分の思いをよりていねいに相手に伝えるつもりで取り組んでください。今回のように「私が苦手なのは、茶せんやなつめやお茶碗を動かすところだ。位置も、順番も決まっていてややこしい。一つ一つの細かい動作まで定まっていて、先生の話された通りに動いていると、まるで機械になった気がする。」と、自分らしく茶道のわからない人にもよく伝えられるようにていねいに様子を表せるといいですよ!「段落ごとの展開にも慣れてきてくれて、この一ヶ月間、本当によく頑張ってくれました! 五月もがんばって自分らしい「体験実例」を書いていきましょうね。

 次は五月六日(木)に「島国言語の特色のひとつは(感)」についての意見文について説明をします。暗唱は五月の暗唱長文1.2.3にチャレンジしてください。 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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