国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   篠田堀りのそうじ   ふっくー

 今、美しく維持されている里山は、必要なてまひまをすべて山里の人々の善意に負ている。たまに訪れるハイカーが里山を楽しむ時、山里の人々の善意にただ甘えているだけだ。早春になると、里山のウグイスは町までおりてくる。最近では都会のウグイスが少なくなっている気がする。緑が少ない事が原因だろう。野生動物が都会に住めるようにするには、都会の自然をもっと整備しなければならない。
 似た話がある。私の学校は、「篠田掘りを愛する会」に入っていて、月に1回、地区ごとに、篠田掘りをそうじしている。篠田掘りは、桜の木がずらーっと並んでいて、春になると、桜の花がたくさん咲いて、とてもきれいだ。コイや金魚が泳いでいて、たまにカモの親子もやってくる。だからこそきれいにしておかなくてはならない。いつもは母と2人でそうじをしていたが、今年は、2年生のいとこのJが、
「Jもねねといっしょにやる!」
といって、(ねね、と私は呼ばれている)手伝うことになった。Jは働き者だ。植木の奥の方にあるゴミもせっせと取ってくる。だけど、
「うわっ犬のフンだっ!」
といって、走って戻ってきた。もう少し小声で言ってほしい。でも、そのゴミを捨てて行った人の方が悪いと思う。他にもタバコやら紙くずやらが捨ててあった。いろいろな生き物やきれいな桜を見せてくれているのに、それはないと思う。篠田掘りをそうじするのは、篠田掘りへの恩返しなのだから、ゴミはちゃんと持ち帰ってほしいと思う。
 人間にとって、里山の自然を守ることは、その自然への恩返しである。これからは、その自然を壊さないよう心がけたい。

   講評   taimu

 こんにちは。5月もふっくーちゃんの作文とイラスト楽しみにしていますからね。

次回は「集めているもの」「大笑いしたこと」、どちらもおもしろいことを書いてくれそう(^^)。どんなことがあったか考えておいてくださいね(^^)。


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