国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
清書(十五分ゆめの中) すてき
「どっちの道にする?」
「今日は宿題もないし時間があるから、ゆっくり町の方からかえろうよ。」
と、毎日、お母さんとわたしは話し合って、その日の気分で車で学校から家に帰る道を決めます。
二つの帰り方があります。まず、もし急いでいるなら、牛や羊のいる牧場や大きなゴルフコースのある、のどかなカントリーサイドを通ります。どうしてかというと、車の量が少なく、信号もないし、時速六十キロ以上出せるからです。
私が好きなのは、もうひとつのにぎやかな町を通る方のコースです。まず、白い馬のいる草原を見ながら進みます。すると、お母さんもよく行くセインズベリーズというスーパーマーケットのところに出ます。次に、花や、美容院、八百屋、ゆうびん局やカフェなどの小さい店が立ちならぶ商店街が見えます。そこから少し行った所では、中高生がいっぱい歩いています。たぶん、近くに学校があるのだと思いますが、ボリボリとスナックを食べたり、友だちとキャッキャしゃべったりしています。中には、ラグビーボールでキャッチボールをしながら歩いている子もいます。そんな子たちを観察するのがとてもおもしろいです。わたしも大きくなったら、あんなふうになるのかなと想像して見ています。わたしは、いつも車で、歩いて通学したことがないので、うらやましいです。
学校から帰る夕方四時ぐらいは、一番ねむい時で、うとうとしながらボーっと車から外をながめるのが好きです。パーリーにあるゴルフ場が見えてくると、家はもうすぐそこで、十五分のドライブも終わりです。特に晴れた日に、緑のいっぱいあるきれいな風景を見ていると、なんだかゆめの中にいるような幸せな気持ちにあります。いつまでもこんな生活ができるといいなと思います。
講評 kei
日本は(横浜、東京)春が来てあたたかくなったかな、と思うとそれは2日間くらいのことで、まだまだ本当にあたたかくなりません。イギリスはどうですか?
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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