国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
ころころかわる夢 ゆきんこ
「将来、建築家になりたい!」
私の将来の夢は建築家だ。そう思うようになったのはけっこう最近だ。物心ついた時にはパズルが好きになっていた。まず初めに好きになったのは、母の妹が買ってきてくれた二十ピースくらいのくまのパズルだ。私は名古屋に行くたびに
「くまちゃんのパズル!」
とわめいていた。次にピアノの先生の家にあったプラパズルが大好きになった。何通りか作っているうちにピアノをひくよりプラパズルのほうが楽しみになっていた。まるでパズル教室に通っているようになった。夢中になりすぎて先生に
「ゆきちゃん、ピアノひいて。」
と言われてしまった。そして、だんだんパズルが得意になっていった。母はそれに気がついて、
「パズルが好きなら建築系の仕事を目指したら?」
と言われて考えるようになった。四年生には自分で考えた家を紙で作り、それで将来の夢が建築家になった。
保育園まではちがうことが夢だった。保育園の卒業アルバムには「ピアノの先生」と書いていた。四歳の時、姉がピアノをやっているのを見てとてもやりたくなった。ピアノはとても楽しかった。なのでそのころはピアノの先生になりたかった。しかし、小学校に入学すると周りにはたくさんピアノの上手な子がいて夢が消えてしまった。それからピアノはひければいいやと思うようになった。
夢を作るのは人間にとって夢へのスタート地点である。
講評 suzuyo
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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