対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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自然 ハッピームーミン
人は何かの楽しみを求めて里山を訪れている。遠い故郷のかわりに、ダイエットのため、おいしい空気を吸うため、写真を撮ったりなどさまざまだと思う。それぞれの目的を気持ちよく、楽しく達成させてくれるのが里山の景観であり、それを構成する野生生物を中心とした自然だ。今、美しく維持されている里山は、必要なてまひまをすべて里山の善意に負っている。カンやペットボトルを捨てると山が荒れ、土砂を川に流し込み、中流や下流に水害をおこしてしまう。私たちは、野生動物との本当のつきあいかたをしっかり知らなければいけない。
去年の夏休みに、私と家族でカナディアンロッキーに旅行に行った。カナダに飛行機でついた時、町はビルばかりだった。しかし、カナディアンロッキーにつくと、まるで森に迷い込んだようだ。空港の近くにあった町とは、全然ちがった。私は、
「こんな森の中に大きいホテルなんてあるの。」
「もうちょっとでホテルにつくよ。」
と、父は言った。父の言葉を聞いていた私は、びっくりして後ろの席で固まってしまった。今すぐにでも熊が道路を横切ってもおかしくないようなところにホテルが本当にあるのと、頭の中でずっと考えていた。しかし、十分後にはとてつもなく大きいホテルについていた。ホテルからレストランなどが集まっている場所まで車で五分ぐらいで着くが、鹿をいつも見かけていた。目的地に行くまでには「熊に注意」という表示があったぐらいだ。これからも、このようなすばらしい国立公園を大切にしていきたい。
祖父の家には昔、色々な種類の木があったと聞いた。桜、梅、柿などがあったと懐かしそうに言っていた。庭では、近所の子供たちを呼んで一緒に仲良く遊んでいたらしい。私は、まだそのような風景が残っていたらうれしい。人間はこれから、木を植えたり、町のゴミを拾うボランティアを増やしていかなければならない。もし、家の近くにこのようなボランティア活動があるならば、ぜひ参加してみたい。
人間にとって自然とはとても大切なものだ。動物は植物を食べ、動物(人間)は動物を食べている。どの動物も自然がないと生きていけないのだ。だから、自然を壊していってしまうと動物も困り、だんだん私たちも困っていくだろう。今年の夏はイエローストーンに行く予定だ。今度は、きちんと調べてもっと色々なことを知りたい。
講評 inoko
ハッピームーミンさん、こんにちは。今月もいい作品が揃いました。
次回は5月7日です。では、楽しいゴールデンウィークを過ごしてくださいね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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