対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日1990 今日1630 合計47319
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   論理はロンリー   きんぐ

 僕は矛盾はあった方がよいと思う。
 一つ目のわけは、全てが論理だとつまらない、つまり矛盾があると会話がおもしろくなったり、つじつまが、合わなくて笑えるからだ。だから、矛盾は、僕達を楽しませてくれる。例えば、僕の、父は、ダイエットのために、マラソンをやっているのに、帰ってくるとすぐ、ビールとつまみを食べる。この姿がとても幸せそうに見える。ダイエットをしてやせるのと、父の大好物のビールとつまみをたらくふ食べるのと、どちらが父にとって一番の幸せかわからない。僕達から見ると悪い矛盾のようだけど、父にとっては天国並の良い矛盾なのだ。僕は、思わず苦笑いをしてしまう。
 二つ目のわけは、人々に深い印象を与えるからだ。僕は、絵が好きだから、よく美術館に行く。僕の好きな画家は、スーラ、ゴッホ、そしてフェルメールだ。そのうちのフェルメールは、わずか35枚しか書いてない。その中の一枚「牛乳を注ぐ女」に矛盾があった。その絵には、テーブルが描かれている。このテーブルを台形の形とみて書いている。絵を矛盾にすることで、見る人を印象づけることが出来るのだ。
 確かに、政治家は環境を良くしようと言っているのに、パーティなどに出席するだけで、自分から実行に移していないじゃないか、などと目をそむけられない矛盾もある。しかし、「人生とは矛盾から成り立っているものなんだ。」とサム・シェパードが言ったように矛盾はとても大切なものだ。もし世のが論理だらけだったら、話も絵もロンリーなものになってしまう。つまり世の中全体がロンリーになってしまうのだ。

   講評   onopi

  ダジャレを生かしながらうまくまとめられている意見文です。がんばりましたね。
 

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)