対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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論理はロンリー きんぐ
僕は矛盾はあった方がよいと思う。
一つ目のわけは、全てが論理だとつまらない、つまり矛盾があると会話がおもしろくなったり、つじつまが、合わなくて笑えるからだ。だから、矛盾は、僕達を楽しませてくれる。例えば、僕の、父は、ダイエットのために、マラソンをやっているのに、帰ってくるとすぐ、ビールとつまみを食べる。この姿がとても幸せそうに見える。ダイエットをしてやせるのと、父の大好物のビールとつまみをたらくふ食べるのと、どちらが父にとって一番の幸せかわからない。僕達から見ると悪い矛盾のようだけど、父にとっては天国並の良い矛盾なのだ。僕は、思わず苦笑いをしてしまう。
二つ目のわけは、人々に深い印象を与えるからだ。僕は、絵が好きだから、よく美術館に行く。僕の好きな画家は、スーラ、ゴッホ、そしてフェルメールだ。そのうちのフェルメールは、わずか35枚しか書いてない。その中の一枚「牛乳を注ぐ女」に矛盾があった。その絵には、テーブルが描かれている。このテーブルを台形の形とみて書いている。絵を矛盾にすることで、見る人を印象づけることが出来るのだ。
確かに、政治家は環境を良くしようと言っているのに、パーティなどに出席するだけで、自分から実行に移していないじゃないか、などと目をそむけられない矛盾もある。しかし、「人生とは矛盾から成り立っているものなんだ。」とサム・シェパードが言ったように矛盾はとても大切なものだ。もし世のが論理だらけだったら、話も絵もロンリーなものになってしまう。つまり世の中全体がロンリーになってしまうのだ。
講評 onopi
ダジャレを生かしながらうまくまとめられている意見文です。がんばりましたね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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