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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   会えなくなった友達   おうつ

「プールやめたいな。」
私は最近プールをやめてしまいました。体力的にもうできないと自分で判断したからです。
 プールには二年間通いました。二年前はまったく泳げずおぼれてばかりでした。でも今は百メートルをふつうに泳げます。それに、友達もたくさんできました。とくに仲が良いのは、同い年の子です。並んでいる間にいたずらで板をずらしたり暗いトイレに二人で入ったりしました。その子にやめることを知らせると、
「うちもやめようかな? 」
となやんでいました。最後の日に住所交換をしたので、いつでも連絡がとれます。でもほかの子にも会えないし、なんとなく、かなしいです。
 お母さんに、
「さびしいわかれや、かなしいわかれがあった? 」
と聞くと、私の思ったとおりに、六年生の卒業のことを教えてくれました。みんなほかの学校に行くので、号泣したそうです。でもたくさんの写真をとって思い出に残したそうです。私はせっかく友達になれたのにもう会えないのはだれとのわかれでもかなしいのだな、と思いました。
 またどこかで、ぐうぜん会えるのなら会いたいです。今はさようならの季節です。いつかは、色々な人とわかれます。どんなに小さなわかれでも、なんとなくかなしいことがわかりました。友達とはときどきれんらくをとって、年賀状も出したいと思います。その子の顔を思い浮かべながら電話を手に持ちました。

   講評   inoko






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