国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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白いカラス ひなた
「おはよう!」
「おはよう!」
今日の朝も元気いっぱい。友達と約束した場所で待ち合わせしていました。私が学校に行く道は、とても静かです。雑草がすみっこにたくさん生えていて、きれいなお花が咲いている家もありました。電信柱の下には鳥の糞が落ちているし、いろいろな所に犬の糞も落ちているのでした。人通りも少なく、カラスがたくさんいて、まるで誰もいないただの道のように汚いのです。でもある日、お母さんが、
「そこらへんの道に、白いカラスが一羽だけいるんだって。新聞に書いてあったの。今度探してみて。」
と、秘密めかして私に言いました。
「白いカラス!?そんなのありえない。」
私は心の中で思っていました。海からとんできたカモメかもネ。と思って、おもしろがっていたこともありました。カモメではなく、カラスだったら、何かの白い食べ物で、白色が付いてしまったと私は考えています。それとも、他の鳥たちの白い糞で色が変わったのかもしれないとも考えています。もしそうだったとしたら、白いカラスはトイレがわりなのでしょうか。それにどうしてあのカラス一羽だけなのでしょうか。しかも、そのカラスが可哀そうです。白いカラスなんて見た人は、びっくりするに違いないです。新聞には、
「白いカラスのとんでいるところはとても美しいかったのですが、この小さなデジカメでは撮影できませんでした。」
と、書いてありました。私は、白いカラスを見つけて、どうして白いのか、どんな鳴き声をするのか、そして大きさはどれぐらいなのか、よく調べたいと思っています。朝一緒に行くお友達は、同じ道を行くので、見たことがあるかもしれません。学校に行く道は、カラスがたくさんいて汚いけれど、楽しみがあって大好きだなと思います。
講評 hoemi
白いカラス、いつか見られるといいですね☆
読解問題、清書としっかり取り組めました!
よくがんばったね♪
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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