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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   矛盾は良いか   あまぐり

 私は矛盾というのは良いと思う。
 第一の理由として、新しい発見や新しい創造があるからである。夏などによく食べるスイカ。その、スイカの食べ方でいろいろと矛盾がある。ある人はスイカに塩をかけて食べる。ある人はスイカをそのまま食べる。スイカをそのまま食べる人は、なぜ、甘いスイカに塩をかけて塩辛くするのか疑問に思う。塩をかけて食べる人はいつもの食べ方でなにも疑問などが生まれない。矛盾が生じる。論理的な考えとして甘いものに塩をかけると、甘さが強くなる。だが、昔の人はスイカに塩をかけるなど想像しなかったであろう。誰かが塩をかけるといういつもと違う矛盾を発生させたため、今の食べ方がある。矛盾が生じると、新たな発見があるのだ。
 第二の理由として、矛盾がないとつまらないからだ。カラオケなどでは、画面に歌詞が流れる。歌詞どおりに歌ってはなにも矛盾がなく少し盛り上がりに欠ける。そこで矛盾を発生させる。画面に流れてきた歌詞どおりに歌わずに、少し崩して歌ってみる。そうすると、自分も周りも矛盾を生じさせたことによって楽しむことができる。だが、歌詞の全部を変えて歌ってしまうと矛盾がありすぎて、逆に盛り上がりに欠ける。矛盾にもバランスというものがあるのである。
 確かに、矛盾がなく、理にかなっているということは大切である。しかし、悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。という名言があるように、矛盾は時と場合によって悪くなってしまうから、その場を考えてから、矛盾を発生させるべきである。それらのことを心がければ矛盾というのはやはり、必要なのではないか。

   講評   jun

 中学校生活は忙しそうですが、5月も元気にがんばっていきましょう!
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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