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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   くずかごの話を読んで   らんら

 この話は、くずかごの話です。くずかごは、べつにすてきな物じゃないけど、かならず手のとどく所にあります。しかし、重んじられているとはいえないのです。私たちは、くらしというのは、手に入れる物で作られたと考えるのです。だからいろいろなものを手に入れ、そしてある日突然とんでもないことに気がついて、びっくりします。そのときになって初めて日々のくらしの姿勢を作るのは、何を手に入れるかではなく、何を手に入れないかなのだということに、私たちは気づくのかもしれません。くらしにメリハリをつけるのは、何が必要かではなく、何が不必要なのかという発見です。日々のくらし方、人の住まい方ということを言う時、まず考えるのはくずかごです。くずかごの大きさはその人の心の大きさに正比例すると、勝手にそう決めていきます。大きなくずかごを置けば、暮らしの姿勢がきっとしゃんとしてきます。
 私の部屋には使っていないバックの山があります。それはみんなクローゼットの中にあり、上を見上げると色々な色、形のバックがたくさん山のように置いてあり、いつもいつか使わないとな・・・と思います。私が入っているKIDS4KIDSという中国のまずしい子供たちを助けるクラブは今、冬物の洋服の寄付をしています。私はいつかバックの寄付をする時があるといいなと思います。くずかごに入れてごみになるよりも、バックが買えない人にあげて役立った方がリサイクルされて地球にやさしいからです。 トイレはくずかごのような物です。トイレは目立たなく、すてきな物じゃなく、大した物ではないと思われますが、本当はとても重要なのです。トイレがきたないのは人がそうしているのに、みんなは「きたない」や「くさい」などのように自分がやったことを言います。トイレはまるでくずかごの仲間のようです。
 私はこの話を読んで、その時にほしいと思った物を手に入れても、すぐに使わなくなるかもしれないので、何かが欲しい時は買う前にそれはかならずないといけない物なのかを見てから手に入れないといけないことが分かりました。次から何かが欲しいと思っても、それは本当に必要なのかを見てから買うようにしたいと思います。

   講評   souyo

 清書するときは、第一段落の要約部分はカットしていいですよ。バッグのところは推敲のあとが見られます。よく頑張りました。
 
 意識して日本語の本をたくさん読んでくださいね。そして美しい日本語をたくさんたくわえましょう。これからもどうぞ頑張って。さようなら。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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