創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   別れの日   コーカサス

 「ええ、なんでK先生が向こうに行かなきゃだめなの。」
とぼくは驚きのあまり声が出なかった。三月三十一日十時ごろ学校で集まった人のだれが出ていくか、などの驚きの中、離任式が始まった。
 ぼくはK先生がちがう学校に行くということを知って、ちょっと驚いた。なぜかというとぼくは何度も離任式に行っているけれど自分のたん任だった先生と別れることはほとんどなかったことだからだ。まるでその驚き感は、テレビでいうと瞬間的映像のようだ。ぼくは、横にいた人に、
「意外やなぁ。」
と言ってしまった。けれど横の人は、
「確かにそうかも。」
と言っていた。ぼくの周りの人も、
「意外。」
と言っていた。ぼくもK先生とよくにた話がある。それはぼくが学校にずっといてほしいと思ったU先生との別れである。U先生は、すごく優しいのでぼくの一番好きな先生だった。その上口先生がちがう学校に行ってしまうということを知ったぼくは、ちよっとだけ泣きそうになった。別れる前日にもっと別れの話を耳にしたのでもっと別れるのがつらくなった(笑)。もしぼくが先生だったら校長先生に、
「私はまだこの学校に残りたいです。」と言うであろう。
 別れとは人間にとって人生の中で一回はあるものである。「一期一会」という四字熟語があるように、人との出会いはいつか別れることになるが、それまでの日々を大切にしなければならないのだ。ぼくはこれからいろいろな別れを体験すると思うがその別れを通して大人になりたい。

   講評   komiko

 コーカサスくん、こんにちは! 清書では、直すといいですよ、と、お話していたところをしっかりと直すことができていました。あとは「その人らしい会話」をもう少し長めに思い出せるともっと様子が伝わってきますよ。

 次は五月七日(金)です。「集めているもの」「大笑いしたこと」のうちで書くことを決めましょう。暗唱は、五月の暗唱長文1.2.3の三百字にチャレンジしてくださいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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