低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   本当の楽しみ   ちな

 私達は一つ一つの事の中に本当の魅力を見出すべきだ。そのための方法として第一に、物事の原点に目を向けることだ。今、無駄をなくすために事業仕分けが行われている。純粋な科学の分野の研究は、直接生活や技術に関わることが少なく、事業仕分けによって廃止されるものがあるかも知れないと新聞で読んだ。確かに、数学や物理などを生活で使うことは少ない。しかし、数学は昔からあったのに比べ、今の技術の歴史はせいぜい産業革命頃からだろう。技術の中には数学の定理や物理の法則から生まれたものもあると思う。基本となることが分かっていないなら、応用を研究するのは難しい。短期的には効果の出ないことでも、長い目で見れば役に立つこともある。あせって物事を進めるのではなく、原点に目を向けることも大切だ。
 第二の方法としては、じっくり味わう時間を持つことだ。去年、修学旅行で広島の平和記念資料館に行った。修学旅行は団体で移動するため、あらかじめスケジュールが決まっている。私は資料館で最初の方にじっくりと見ていたため、だんだん時間が足りなくなってしまった。最後の方はほとんど見ることができなかった。時間を守ることも大切だが、しっかりと見ておくべきものだったと思う。時間に余裕を持つことは重要だ。
 確かに分かりやすく物事を伝えることも大切だ。しかし、深いところまで知ってこそ、楽しさが分かることもある。真の楽しさは、娯楽ではなく、夢中になることにある。

   講評   takeko

 いい意見が書けたいい清書になりましたね。

(この絵はインターネットの講評から見てください。動いています)

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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