対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日1900 今日918 合計39067
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   コインの見方   しちみ

 ふだん私たちは、コインを円いものみなし、百円玉、十円玉という。しかし、コインは性格には円盤形で、水平方向から眺めれば、あきらかに薄い長方形に見えるはずだ。このように、私たちは日常においていつもある視点からある光景を見る。しかし、価値の多様化のために、いろいろな視点から見るし、トリックが役に立つ。私は、いろいろな見方をするのは必要だと思う。
 そう思う第一の理由は、一面的な見方では物事の真の姿が見えてこないからだ。私の友達のAちゃんは、見下した言い方をしたり、ストレートに言ったりして、正直ケンカを売ってんのかこいつ、と思う。でも、私が学校のお便りを箱から取ってくる係りのとき、一緒に行ったら、低学年の子がお便りをバサッと落としてあわてていた。するとAちゃんは、サッと低学年のそばへ行き、「大丈夫?」と声をかけながらお便りを拾っていた。今もAちゃんとしゃべっていてこの野郎と思うことは日常茶飯事だが、さりげなく人に親切にできる人だったんだ…とあの件で思った。
 その理由は第二に、物事を多角的に見ると新しい発見があるからだ。例えば、たいやきの中身といえば、といわれると「泳げ!たいやきくん」という歌の中に「♪おなかのあんこが重いけど♪」とあるようにあんこを想像すると思う。中があんこで、両手より大きいサイズの、というのがふつうのたいやきだと思う。しかし、小食な人だと大きくておやつには食べられない人がいると思う。この前たいやき屋で見たのだが、小さくてクリームが入っているたいやきがあった。これなら小食な人も食べられるし、変わった味がしておいしいかもしれない…と思った。
 確かに、一方の見方でだけ見るのは、場合によっては大事かもしれない。しかし、「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」というように物事をいろいろな視点から見ないと見えてこない部分もある。一方から見ているだけでは、常識にとらわれて、つまらない事もあると思う。だから、私はいろいろな方向から物事を見るのは、とてもいい事だと思う。

   講評   onopi

 しっかりと自分の考えを書くことが出来ています。特に最後の段落はよくまとめられています。
 

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)