対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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環境破壊 けん道少年
気持ちよく、楽しくさせてくれるのが里山の景観であり、野生動物を中心とした自然だ。里山を私有財産という枠組みのなかだけで考えていたのでは、守れないと思う。野生動物に一番いいのは、体を隠してくれる緑のコリドー(回廊)だ。野生動物とのほんとうのつきあい方を知ることが、私たちには必要だ。
地球には、環境破壊で死んでしまう動物が数多くいる。例えば、鳥などだ。よくニュースで、船の事故でオイルが流れ出し、鳥や魚が死んでしまっているのが報道されている。また、釣り人が捨てていった釣針で命を落とす生き物もいる。さらに、時々突然変異したものが生まれてきて、やはりそれも育たず死んでしまう。僕は、人間の身勝手で動物が死ぬのは、おかしいと思う。人間が狩りをして、絶滅してしまった、もしくはほとんどいない、ということもある。今でやっと生き残っている、という状態の天然記念物には、アホウドリ、イリオモテヤマネコ、コノトリ、などがいる。どれも、もう絶滅寸前だ。(特別天然記念物は21種ある。)
環境破壊でダメになるのは、動物だけではない。山や川、海、森林もそうだ。川や海のよごれがひどくなり、魚がすめなくなってしまった。という話をよく聞く。山も、相当きたない。例えば富士山やエベレストなどは、週刊誌にはゴミ一つないキレイな所のように書かれているが、一度登ってみるとまるで山のようなゴミだらけ、そこで、エベレストの清掃に挑戦した人がいる。エベレストにはそこに登った人のゴミが多く、主に酸素ボンベや、テントなどだ。八合目までゴミを回収したところ、なんと2.5トンもあったそうだ。まさにチリも積もれば山となる、だ。こんなゴミだらけの山は、誰だって嫌だと思うので、少しずつでいいから、キレイにしていって欲しい。
人間にとって、自然と動物との調和はとても大事である。このバランスをくずさないようにしたい。
講評 kiri
こんにちは。新しい学年になって、新しい項目にチャレンジした4月だったね。
清書もがんばりました。
5月もこの調子でね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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