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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   客観的自分・主観的自分   きこつ

「私」は、身長158センチで体重は48キログラム。出身地は千葉県〇〇市。好きな食べ物は、すし、焼肉、ステーキなど。好きなスポーツは野球。しかしこのように特徴や趣味などを述べたところで、自分自身を説明したことにはならない。「私」はかけがえのない、たった一つの存在である。さっきのようなことを説明したからといって、それが、「私」自身たった一人だけを指すとは限らない。
 このようなことから考えられる客観的な指標は大切だ。そのことによって人間には目標ができるし、努力などもできる。例を挙げれば、私のマラソン1,800メートルの記録は、3分12秒だった。だから、次の記録は3分ちょうどに挑戦しようと目標ができ、それに向って努力する。
 しかし、同時に、人間には他人との比較では測れないものもある、人の性格も他人とでは比べられない。例えば、根に持たなくあまり小さいことを気にしない人は、うつ病などになりにくいが、反面、根に持たなすぎて反省をしなかったりする。もう一つは、生真面目で何事にも一生懸命やるが、生真面目すぎて冗談が通じず、すぐ真に受けてしまうからだ。どちらの性格がよいかと言われても、それぞれ良いところもあるし、悪い所もあるから比べようもない。
このように人間には、他人との比較の中で評価される自分と自分自身の物語の中で分かる自分とがある。大事なことはその2つのバランスをとって、現実の社会をたくましく生きていくことではないか。

   講評   kanera


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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