低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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別にすてきなものじゃないし チョコマフィン
私たちの身の周りには、ふだんあまり目立たないが役立っているものはたくさんある。その一つは「本だな」である。本だなとは言葉のとおり、本を入れるたなである。ふだん本だなはリビングや自分の部屋のはしの方に置かれてある。本だなから読みたい本を取りだす時、ふつうの人はじーっと本だなをながめないであろう。みんなも本だなは各家にあるだろうが、別に目立っているわけでもない。だが、本だながないと、どこの家も本を置く場所がなく、きっと不便であろう。本だなは、決して目立ってはいないがすごく役立っている。つまり、ことわざでいう「縁の下の力持ち」だ。
私のつくえの中には、目立ってもないし役に立たないものがたくさんある。つまり、「ゴミ」だ。私のつくえの中には、かわいいと思ってとっておいた紙切れや、インクのでなくなったペンや、遠足に行った時などのしおりが押し込まれている。私は月に一回自分の部屋を整理するのだが、次に整理する時には、以前よりもぐちゃぐちゃになっているのである。そして毎回自分の部屋を整理するたびにビニール袋一まい分のゴミが出ている。きれいにするたびにもうゴミは出さないようにしよう、と思っているのだが、気がついた時には、手がつけられないほどすごいことになっているのだ。
母が家の中で目立ってはいないが役立っていると思うのは「テレビのリモコン」だそうだ。母が子どもの時はテレビにリモコンがなく、音量を調節する時やチャンネルを変えるとき本体で操作しなければいけなかったのだが、今はリモコンというものができ、昔と比べるとすごく便利になっているそうだ。リモコンは今の時代、なくてはならない存在になっている。
私は「長田 弘さん」のお話を読んで、日々のくらしの姿勢をつくるには、何が必要なのかではなく、何が不必要なのか考えなければならないと改めて分かった。
講評 inoko
チョコマフィンさん、こんにちは。
5月4日はお休みです。休み宿題ですので、課題フォルダにそって作文を書いて送りましょう。次回は、5月11日にお電話します。
楽しいゴールデンウィークを過ごしてくださいね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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