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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   バイバイ   はなちゃん

「えっ。本当に行っちゃうの。」
学校のお友達のDと言う男の子が、韓国に帰ることになった。違うクラスなのにとっても仲が良かったので、帰ってしまうと聞いた時はとても悲しかった。一人でもいなくなってなってしまうとなにか足りない気がするからだ。バイバイパーティーとして、三月二十二日に友人九人とデヒュンと私でディズニーランドへ行った。色々なアトラクションに乗ったり、昼ごはんにピザを食べながらふざけたり、夜の八時半からディズニーランドの花火を見た。
最初は並ぶのばっかりでみんな「つまんないな〜」などと言っていたが、みんなもまたもっと仲良くなって、花火を見ている間は、「このまま時間が止まってしまえば良いのに」と何度も思った。帰りの電車の中ではもうすぐお別れなのでみんなのテンションが一気に下がった。でも出来るだけたくさんの良い思い出を作りたかったからみんなずっと笑顔で、駅の階段などを走ってレースした。渋谷の駅でも地下からレースして、気づいたら地上にいた。私以外はみんな山ノ手線だったので、一番最初にバイバイを言わなければならないのは私だった。
悲しいお別れは大嫌いなので「じゃあみんなバイバイ。D元気でね。また絶対会おうね。」
と言ってみんなが人混みの中へ消えて行くのを見ていた。
二日後、Dは家族と韓国に帰り、むこうからメールが来た。そのメールを読んだ私は今までたまっていた涙がすべて流れ出てしまった。
人間にとって別れというのは、とてもつらいけれど、そのつらい気持ちを相手に見せたくないものだと思う。なぜかと言うと、みんなをおいて一人で帰ってしまう方がつらい、だから私たちのつらい顔を見ると相手はもっとつらくなってしまうからだ。

   講評   takeko

 いい清書になったね!
 最後に、なぜつらい気持ちを相手に見せたくないか、しっかり書けました。そこでぐっとよくなりましたよ! 


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