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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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本当に大切な事は。 えぐも
ラレルは、四つの仕事を同時に受け持つ、じつによく働く勤勉な助動詞である。使う側のわたしたちから見ると、わたしたちの心の底ではラレルは使い分けが複雑で面倒くさい助動詞だということになる。そして同時にもう一つ面倒なのは敬語である。使い方を誤ると人間関係が壊れてしまったりと大変なことになる。いずれにしても、ら抜き言葉を認めるかどうかは、二十世紀日本語の銃大問題の一つにはちがいない。
古くて正しいものには良さがある。例えば人と会えば挨拶や会釈などをするという習慣があったり、何かを頂いたときにはお手紙を書いて返事をしたりとこれからずっと続けていきたいようなものがたくさんある。
一方、新しく便利なものにも良さがある。最近はiponeという今までにないような携帯電話が発売された。ボタンが一つしかなく、全ての作業は画面をタッチすることで行われる。星空に携帯電話を向ければ、「これは○○座です。」と表示されたり、今まででは考えられないような携帯電話だ。虫眼鏡の役割をする機能もあるので、高齢者の方だって使うことはできる。
確かに古いものにも新しいものにもそれぞれの良さがある。しかし、一番大切なことは、「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。」という名言があるように、そのものの持ち味を最大限に生かす使い方をすることである。
講評 sugi
題名には通常「。」をつけないので、削っておきましょう。
総合化の主題は久しぶりの挑戦だったけれど、流れは完璧にできています。よく覚えていたね。しばらくはこの形式を練習していくので、しっかりと自分のものにしていきましょう。
第二段落の「古いもののよさ」という話では、昔からの習慣と手紙の例を挙げることができました。さらに印象づけるために、「もし会釈をしない人がいたら……」と想像した話を入れたり、手紙とメールの重みの違いを説明しておくのもいいね。
第三段落は得意分野だね! 「星空に携帯電話を向ければ」という機能、先生は知りませんでした。携帯はどこまで便利になっていくのかな。5年後、10年後の進化が楽しみだね。
まとめの段落は一番難しいけれど、このような形でOKです。名言も入れることができたね。
銃大問題 → 重大問題
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