対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
疑問を持つこと しんご
今日の社会では、与えられたマニュアルに疑問を持たない人が多い。私たちは、もっと疑問を持つことの大切さを見直すべきではないか。そのために考えられる方法は二つある。
第一の方法としては、あらゆることを一度自分なりに考え直してみることである。私は、今高校の部活動で卓球をやっているのだが、以前よく先生にフォアハンドドライブのフォームについて注意を受けた。初めは、先生の言った通りにやっていたが、どうしてもうまくいかなかったので、その原因を自分なりに考えた。最初は、考えていても何もでてこなかったが、自分のフォームをビデオで確認してみたり、上手な卓球選手の試合を見たり、雑誌を読んだりしていくうちに、その原因が分かり、今ではちゃんとしたフォームでフォアハンドドライブを打つことができるようになった。
第二の方法としては、学校教育でも一人ひとりの生徒が疑問を述べ合うことができるような余裕のある運営をしていくことである。OECDの調査によると、日本の高校生の勉強嫌いの割合は約60%である。きっと、もっと生徒たちが積極的に疑問を述べ合い解決していけば勉強嫌いな人の割合は減るのではないか。私も勉強はあまり好きではない。実際、授業もすごく静かで誰も発言をしない。しかし、もっと分からないところや、疑問に思ったことを表にだせば、沢山の人が共感してくれて興味がもてるようになるかもしれない。
確かに、素直にものごとを受け入れる姿勢というものは大事である。しかし、「できる事でもできぬと思えばできぬ。できぬと見えてもできると信ずるがためにできる事がある。
」という名言があるように、もっと自分の考えを信じ、色々な疑問を表に出すことが大切なのではないか。
講評 suzuyo
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |