低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   かなしい別れ   星のカービィ

 「エーン、ウッウッ。」
「ヒーン、グスッグスッ。」
みんなのすすりなく声が聞こえてきた。今はHくんのおわかれ会の最後の方。世界に一つだけの花をみんなで合唱していたが……最初はふつうに歌っていたのだが、と中から、まるでゾンビのなげきのような声になっていた。むちゃくちゃこわかった。悲しみのあまり、みんな、泣いていた。だけどぼくは、はずかしくて、本人の前では泣けなかった。あとで、家ですっごく泣いた。初めてこの学校に転校してきた時、
「サッカー入る?」
と聞いてくれた、Hくん、やさしい気持ちが、すごくうれしかった。
 先生とのお別れもあった。引っこしてきた時、よく手助けをしてくれた先生が、転きんして、いなくなってしまった。りにん式の時は、なみだ目になってしまった。ここは、こういうへやで、こういうことをやるよ、ということを、教えてもらった。りにん式の時に、言葉で、
「引っこしてきた時は、いろいろなことを教えてくださって、ありがとうございました。先生のことは、ぜったいにわすれません。」
と感しゃのことばをいったら、
「ありがとう。これからもがんばってね。」
と言われた。
 ぼくも、転校する人たちの気持ちが、よくわかる。何回か、転校や転園をくりかえしていたからだ。転校する時に、すごくつらいことは、仲のいい親友とわかれることだ。あと、地方に行く時は、方言のことが、けっこう心配になってくる。
 友達や、先生がいなくなるのは、さみしいと改めてわかった。

   講評   mae

 いい清書になりましたね。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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