国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
落とし穴大作戦 きすの
「今日はどうします?」
「えっと……。」
最近よくするいたずらは「落し穴」だ。二時間くらいかけて作っても一しゅんで終わってしまう。でもその一しゅんが最高に楽しいというかおもしろいというか、ざまぁみろというか、いいきみだというか、とにかく最高だ。それにあのはまったときの顔といったらおもしろくてたまらない。
友達と私が落とし穴にはまった理由は…分からない。なぜかやってみたかった。やってみると、はまってしまってもう今まで二十回くらいやっただろう。でもこの落とし穴は、やればやるほど上達していく。例えば、水を入れるときに、ビニールを入れないでやると土にしみこむとか、土をかぶせる時は周りを平らにしないと中心に重さがかかってくずれるなどだ。母に自まんしたら、
「落し穴はいいから勉強をちゃんとやってくださいよね。」
でも右の耳から入って左の耳からすーっとぬけた。
落とし穴の作り方は、まず周りを確にんする。小さい子にお母さんつきは要注意だ。次に、スコップでほる。そして水を入れて穴の中に入れる。さらにビニールをかぶせて砂をのせる。最後は、おびきよせだ。クラスの男子がきたらこう言う。
「おにごっこしよう。」
そして砂場におびきよせると…はまる。後はおもちゃ作戦もある。公園に落ちていたボールやトーマスのおもちゃなどをそばにおいておくと、それをめがけて走ってきたクラスの男子…はまる。
もう六年生なので少しは勉強もやろうと思うが、やっぱり落し穴はやめられない。私は最高学年だけれど、まだまだ大人げないなぁと分かった。友達と私の落し穴作戦はどんどんレベルアップしながらまだまだ続く……
講評 kei
何回読んでも大笑い。楽しすぎるね、この遊びは!
清書をしながら、アルパカさんも大笑いしたのではありませんか?
5月も楽しい作文をよろしくお願いしますね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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