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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   読書のいい点   ひよこ

 読書は、設備も要らず、どこかに出かけるにも及ばず、相手と相談もせず、気の向くままにいつでもできる。だから、体力とはほとんど関係が無く、老人子供、病人でも、多くの場合には、それぞれ読んで楽しめる。
 最近、オーディオヴィジュアルの情報か活字情報を駆逐する時代が来た、という人がいる。しかし、どちらも楽しめばいいのであって、どちらか一方だけを選ぶ必要はまったくない。
 ぼくはこの前、同じ本と映画を見て不満を持った。その本は「ダレン・シャン」というバンパイアの話で、僕の好きな本なのだが、映画を見た後に、見なければよかったと思うくらい、残念な思いをした。なぜなら、映画に出て来る役者が、あまりにもその役に合わない人ばかりだからだ。たとえば、「ガブナー・パール」というバンパイア将軍という地位にいる人だ。原作では、とても強そうな人なのに、映画ではとても弱そうな人が出てきた。もう一人このような人がいる。それは、「ラーテン・クレプスリー」という、この本の重要な登場人物だ。この人は、原作ではとてもかっこいい人なのに、映画では、天然パーマの変なおじさんなのだ。このようにがっかりする所がたくさんあったので、ぼくは映画が終わった後、まるで、死人のようにがくぜんとしていた。
母にも読書の思い出について聞いてみた。それは、本に夢中になりすぎて起きた事件だ。ある日、母はいつものように、帰りの電車の中で本を読んでいた。そうしたら、なんと!! 目的の駅を通りすぎてしまったのだ。すぐに降りて、逆の電車で戻ろうとしたが、また本に夢中で駅を通りこしてしまったのだ。次の電車でやっと帰ることができたらしいが、母は、よほどその本に夢中だったのだなと思った。そこまで夢中になれる母が少しうらやましかった。
 読書というのは、一般的に誰もが、いつでもどこでもでき、とても便利なものだ。しかも野球やサッカーのように、広い場所いらない。そしてなにより、いろいろな知識を吸収することができるのだ。だから本はとても大切だなと、ぼくは思う。

   講評   namito

 ゴールデンウィークは楽しんでいるかな


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