低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   バイバイ   きのみ

 「あぁっちぃちゃんとはなれちゃったぁぁ。」
私は、四月五日に体育館で四年生全員でクラスがえ発表を待っていた。
 先生が表を見ながら大きな声で一組から名前を読みあげていく、先生が一組全員を読み上げると、私が
「やったぁっ、二人とも一組じゃないっ。」
と言うと、ちぃちゃんは、
「同じになる可能性がふえたね。」
と言ってくれた。先生が二組を読むと、また二人とも名前が呼ばれない。
「もっと可能性が高くなったね、やったぁ。」
「次がちょっとこわいねぇ、人数三分の一ぐらいへっちゃったから。」
とドキドキしていると、先生が三組を読み上げた。すると・・・
「〇〇さんっ。」
私の名前が呼ばれた。私はドキッとして、まるでかくしていることがばれてしまったかのようだった。
「ハイ。」
と返事をして列に行った。私は立つときにちぃちゃんに、
「ドキドキ、待ってるよ。」
と耳打ちした。しかし、三組の最後までいってもちぃちゃんの名前は呼ばれなかった。私がちぃちゃんを見たら、チェッという顔をしている。ちぃちゃんは、四組のときに呼ばれてとても悲しい気持ちだったらしい。
 前の二年生から三年生に進級するときも私は、好きな人とはなれてしまった。ガビョウがささったみたいにガビョーンとなった。私は、クラスがえの運が悪いかもしれない。
 私は、お別れについてすごく悲しいお別れはまるで悲しい人生の決断のようだということが分かった。そして、その先に新しい出会い、喜びがあることも。

   講評   komiko

きのみちゃん、こんにちは! 清書は、ここを直すといいですよ、とお話していたところをしっかりと直してていねいに入力してくれました。よくがんばっていますね!

 次の五月五日(水)は、「お休み宿題」です。「大笑いをしたこと」「家族でスポーツをしたこと」のどちらかで書くことを決めて前回のメモを見ながら取り組んでください。「暗しょうチェック」は、五月の暗唱長文1.2.3の三百字の暗唱にチャレンジできそうだったらしてくださいね!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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