低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日1312 今日682 合計36931
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ゴミ   リザードン

〈書き出しの工夫〉                     「これ、ほしい。」                   この言葉を何度口にした事か。幼児、小学3年生、そして中学1年生の今。その時の趣味と流行に身を任せていったら、いろんな物が部屋に散乱するはめになってしまった。この悪循環は、今になっても終わる気配をみせてくれない。            幼児、小学3年生の時までに集めたカード類やプラモデルなどがおもちゃ箱にひしめきあっているのが今の現状だ。しかし、この様な状況にも関わらずさらに拍車をかけようとしている邪悪な存在が出現した。BB銃である。乾いた音とともに黄色や黒の弾を発射する銃は、僕にとってとても新鮮の物と写った。事の始まりは、父方の祖母の家を訪ねた時だった。いとこは、5人全員年下。最高で、11歳もの差がある。その内、2人が手に持っていた物がBB銃だった。今まで、夏祭りの夜店などで見かけた事があったが「どうせ、すぐ飽きてしまうだろう。」と興味は、まるで枯れた泉の様に湧いてこなこった。しかし、その子達の話を聞いているとたちまち洗脳され、夏祭りでがんばろうと思うようになってしまった。                      昔、夢中になったカードがある。プロ野球カードである。は、野球はプレーしなければ意味は無い等と言っているのに、その時は観戦主義だったのだ。(笑)その頃、クラスでも大ブームだった事もあり、皆それぞれのカードの自慢をしたものだった。しか し、最近になってオンラインゲームが登場し、そのブームもすたれていった。今もカードは残してあるが、必要な物とゴミの中間という位置付けになってしまっている。カードを見ていると、あの時の熱い気持ちはどこへ行ってしまったのかと寂しい気持ちになる。                           物を集める行為とは、皆と熱い気持ちになるためのものではないかと思う。

   講評   yuta

●書き出しの工夫:『「これ、ほしい。」 この言葉を何度口にした事か』。うん、わかる! 私も実家に帰ると、そう言って買ってもらった数々の物に遭遇します。
●体験実例:おもちゃ箱にひしめく歴代の収集物。それに“さらに拍車をかけようとしている邪悪な存在”であるBB銃。それに出会ってしまったいきさつを紹介してくれました。
●たとえ:夏休みの夜店で見かけたときは“まるで枯れた泉のよう”に興味もわかなかったもの。しかし、年下のいとこ達に洗脳されてしまたのね(^m^)
●ユーモア表現:『(今)は、野球はプレーしなければ意味は無い等と言っているのに、その時は観戦主義だったのだ。(笑)』。プロ野球カードは、私が子供のころにもありました。もっと前の世代の男の子たちも集めていたようです。一人一人のブームは短くても、ずっと続いているんですね。
●一般化の主題:『物を集める行為とは、皆と熱い気持ちになるためのもの』。実家にある遠い過去の収集物も、見た目はガラクタ(^^;) でも、熱い思い出の詰まった宝物です。
      

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)