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　　　ミイラになったら困っちゃう　　　クリスタル

　私がこの話を読んで、一番びっくりした所は、ミイラをくだいて粉にしたものを、けがした人や病気の人に飲ませると、とてもききめがあると思われていた所です。　　　　
　さて、となりに住む私のおばあちゃんは、ある決まったセリフをよく言います。それは、
「アロエはどんな病気にもよくきくよ。」　
という言葉で、おばあちゃんの口ぐせでないかと思う時があります。たとえば、　　　
「このアロエは万病にきく草で、虫にさされた時にも、やけどにもきくよ。飲んだら、胃ちょう薬にもなって、おなかにきくよ。」　
と、私はどこかが痛いと言うと、アロエがよくきく事を必ずと言っていいほど教えてくれます。はじめのうち、私は、蚊にさされたときに塗ったりしていましたが、ぬるぬるするのがいやだし、黄色い汁が服に付くのもいやなので、つけるのをやめました。それでも、おばあちゃんは毎回同じことを言うので、それはもう何度も何年も聞いているから知っているよ、とついつい言いたくなりますが、ここはぐっとこらえた方がいいと思って、がまんしています。　　　　　　　　　　　
　時々、私はお母さんに、　　　　　　　
「二階でお兄ちゃんがゲームをしているから、やめるように言ってきて。」　　　　　　　
とたのまれます。私はやめてもらおうとするのですが、逆にゲームにさそわれてしまい、ミイラ取りがミイラになってしまいます。
　私はこの話を読んで、私もミイラ取りからミイラになった事が何度もあるので、ゲームをやりすぎて、本物のミイラにならないように気をつけたいです。二階にいるお兄ちゃんたちはゲームをやり出すとお母さんが、　
「ごはんだよ。」　　　　　　　　　　　　
と呼んでも、耳もなくなり、おなかもへらないようで、本当のミイラにならないかちょっぴり心配です。もしも、ミライの家族がミイラだらけになったら困るので。　　　　　
　もし私が本物のミイラになったら、手が動かなくなって、作文を書けなくなってしまうので、まったく困ってしまうなあ、と思いました。

　　　講評　　　tamon


五月もこの調子で楽しく書こうね！