国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
いとこと野球 肉まん
「パコーン!」
ボールが空にまいあがったかと思うとポトンと落ちてきた。これはいとこと野球をしたときの話である。大人も加わって野球をやった。子供がバッターで大人がしゅびだった。バッターだからたくさん打てる。子供三人対大人四人の戦い。大人が
「ボールを良く見て打つんだよ〜、ブツブツ、ブツブツ・・・」
まるで念仏のようだった。ぼくが打ったボールはけっこういいところに落ちた。しかし、そこは草がボウボウだったので、あまりはねなかった。まるでカーペットの上でスーパーボールをはずませたみたいなはずみ具合だった。「バッターががんばったー!」と聞こえてきそうだった。
ぼくが野球をやって、スポーツはみんながアドバイスしあえて
交流を深められるものだと分かった。
講評 tama
大人も子供もいっしょになって、同じことをするのは楽しいですよね。野球などの屋外遊びは、大勢でやるとさらにもり上がりますね。気候もよくなりましたから、外に出てどんどん体を動かして遊ぶといいですよ。
≪構成≫ 高く打ち上げたボールが目にうかびます。うまい書き出しです。
≪題材≫ だんだんうまくバットに当たるようになったのですね。
≪表現≫ 大人はいろいろとアドバイスをしてくれますが、なかなか全部は頭に入りませんよね(笑)。
ボールの動きを表現するたとえ、ダジャレも加えてくれたので、作文に「味」が出ています。
≪主題≫ スポーツで交流が深まることがわかったとは、素晴らしいです。よい体験ができましたね。
※ 「思ったこと」を入れておくと、さらに「いい味」が出そうです。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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