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　　　新しいクラスと先生　　　こんぺいとう

四月六日、春休みが終わって、新しい一年のはじまりです。先生もクラスもかわります。
　はじめはクラスがえです。わくわくしながら体育かんへ入りました。先生が、
「今から、クラスがえがはじまります。みんなー、ドキドキしますか。」
とききました。みんな大きな声で、
「はーい。」
とさけぶように言いました。先生が、
「さすが百二十六人の声ですね。」
とほめました。クラスのはっぴょうの二年一組、二年二組、二年三組が終わりました。僕の名前はまだよばれていませんでした。
「さあて次は二年四組です。もうみんなは二年四組ってわかっているけど、じゅんばんをきていてくださいね。」
と先生が言いました。まわりを見てみると、野球部でいっしょの空くんとけいたくんがいたから、ラッキーなクラスだなと思いました。
　しばらく二年四組の列にすわっておしゃべりしていると、先生が、
「しぎょうしきがあります。しゅっせき番ごうじゅんにならんでください。それと、しぎょうしきで先生がきまります。しずかにきいていてくださいね。」
と言いました。僕はこれはまたドキドキするなぁと思いました。僕はあんなりおこらないやさしい先生がいいなぁとひそかに思っていました。体育館で校長先生が、「みんなこんにちは。元気ですか。」
と聞きました。みんないっせいに
「はい。元気です。」
と答えました。僕も大きなこえで言いました。校長先生が、
「さすが○○小学校のみんな、大きなこえですねー。」
とほめてくれました。
「じゃぁさっそく先生を言いましょう。
二年二組大坪△先生。二年三組牧野●●先生。二年三組園田☆☆先生。」
そしてとうとう二年四組の番がきました。ドキドキしながらしっかりと聞いていました。
「二年四組村山◎◎先生」
僕は心の中でやたーとさけびました。どうしてかと言うと、お母さんが
「村山先生ってとってもいい先生だよ。」
と言っていたからです。
　このクラスは色でたとえるとあかるい金色です。すうーっとずうーっとあかるいクラスでいてほしいです。先生もやさしくてみんなを楽しくする先生でいてほしいです。僕はこの一年、たくさん発表をしたり、去年あまりできなかったせいりせいとんをがんばろうと思います。

　　　講評　　　koni


　ていねいに清書できましたね。どっかいもんだいもがんばりました。
ずっこけ三人組の本を読んでいるのね。表紙のうらに地図があるでしょ。そこにわたしの家がのっているから、さがしてみてね。（といっても、名前がいっしょだけですが。）