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　　　ふわふわヒューン　　　はーちゃん

　このお話で一番おもしろかったことは、ほうせんかのお引っこしです。たねがかってに四方八方にとびちってしまうところがおもしろかったです。まるで、ポップコーンをつくっているときのようだなと思いました。
　これを読んで、わたしは思い出したことがあります。体いくのじゅぎょうでポップコーンがじゃはじけるようすをおどりでひょうげんしたことです。まるでほうせんかのたねがとびちるようすと同じなのではないかと思いました。
　それから、わたしは本当にほうせんかのたねをつついたことがあります。それは、おばあちゃんのうちにいったときのことです。おばあちゃんのうちのにわには、ほうせんかの花があります。おばあちゃんが、
「さわってごらん。」
といったので、わたしも
「つついてみるね。」
といって、人さしゆびでほうせんかのたねをつつきました。すると、
「パチン。」
と音をたてて、いっせいにたねがとびちりました。まるで風船がとつぜんわれたようにはじけたので、わたしはびっくりしてころんでしりもちをついてしまいました。わたしはほうせんかの花は知っていたけれど、たねがこんなふうになっているのは、このときはじめて知りました。
　でも、もしわたしがたねになるなら、たんぽぽのたねになりたいです。頭についた白いふわふわのわた毛でそう作しながら、いつまでも空をとんでいたいです。

　　　講評　　　nakami