対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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かんそうぶん おはろ
ロケット着陸という機械にかんしての研究目標はうまくいったが、ガンせいあつという人間にかんしての研究目標はうまくいかなかった。人間を機械のようにあつかうのにはむりがある。なぜなら機械はいつも同じことをしているが人間はいつも同じことをしているわけではないからだ。人間ははってんできるようにつくられているが機械は新しいものができていくにつれてせいのうがあがっていくのだ。
機械といえば、わが家にルンバがある。ルンバはおそうじロボットのことで家のゆかをすみからすみまでそうじしてくれる。この前ルンバのおかげでじけんがおきた。一ヶ月ほど前のこと、ぼくと弟はにほんちずのパズルをしていた。するとさいごのピースの長崎県がない。そのことはおじいちゃんの耳までにとどき家の中におじいちゃんの雷がおちた。長崎県はみつからなくて結局そのままにしておいたのだが、、、、それから二日ほどたったあるひのことだった。おばあちゃんがルンバの中にたまったごみを捨てているとその中にほこりにまみれた長崎県を発見したのであった。
見つかった話をきいたおじいちゃんはこういったそうだ。
「はんにんはルンバだったのか。」
とまるで人のようにいう。そういえばおばあちゃんも
「この子はだんさでもおちない。おりこうだわ。」
ともいっていた。やっぱり人間と機械は同じなのか。
しかしぼくはこう思う。たしかにおばあちゃんの言葉をかりるとルンバはおりこうな子だがルンバにはいしきがない。そうじするときもただ同じことをしているだけだ。アメリカ人は人間を機械のようにあつかってガンせいあつに失敗したがぼくのかぞくは機械を人間みたいに思っている。それはさっかくだと思う。
講評 kan
こんにちは、おはろくん。機械と人間の違いについて、じっくり考えてくれました。おはろくんのおうちにあるルンバ。そのルンバが、今回の課題にぴったりな実例になりました。それにしてもルンバがあるなんて、うらやましいです。先生もちょっと気になっていたのです。まじめにお掃除をしてくれるルンバ。ところが、思いがけない事件が起きたのですね。
★第一段落 要約。どんな視点でこの長文を読んだのか、それがわかる要約になりました。
★第二段落 似た話ですね。実際に起こったルンバが機械だからこそ生まれた事件を書いてくれました。もし人間がお掃除していたら、長崎県のピースを吸い取ってしまうことはなかったかもしれないですよね。
★第三段落 おじいちゃん、おばあちゃんともに、ルンバを人間のように考えているのですね。確かに機械を越え、どちらかというとロボットととらえているのかもしれません。でも、はるおくんとっては、それがさっかくだと感じるのですね。するどい視点だと思います。
今回は、第三段落がまとめのようになっています。第四段落を作り、「●わかったこと」の項目でまとめると、さらに深い内容になると思います。
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