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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間と言語   きろゆ

日本語の特徴は、豊かな擬態語、擬声語と持っているという事です。擬態語、擬声語とは言い表しにくい言葉も上手く表すこと事ができる言葉です。
 しかし、筆者は表せないものがあると書いています。
散り始めの頃のある日、枝を離れた桜の花びらを見ていて、これが地面に達するまでの間の状態を、ピタリと表す言葉が無い事や、秋の信州で唐松の葉が枝を離れ、金色の光を翻しながら音も無く地面に降り積もる事など、似合う言葉は確かに見つからない。
桜の花びらを唐松の葉と、自然は遂に言葉の及びえない物になってしまった。本当に難しい。
僕が功こう言う光景を見たら、ひらひら散るやそよそよ散ると考えてしまうと思う。でもそよそよだったら風が吹く時などに使いそうだ。やっぱりピッタリ合う言葉はないのかもしれない。
例えば、テレビの食べ物を食べるインタビューでも、僕のコメントは「とても、美味しいです!」しか言えない気がする。
それは多分、どんな風に美味しいのか、表現する言葉が見つからないし、分からないからだと思います。
人間にとって言葉とは、相手に何かを伝える道具だと思います。
文字でも伝わるけど、やはり言葉にはかなわないと思います。

   講評   koni


【要約】 長文の内容をよくまとめています。

【体験実例(似た話)】 そうだね。味を説明するのは難しいね。どういうふうにおいしいのかと突っ込まれたら困ってしまうね。ぴったりの実例です。味や情景の説明以外に気持ちを表現するのも難しいね。「嬉しかった。」「楽しかった。」という感想は幼稚だとわかっていても、それ以外にぴったりの言葉がみつからず、使ってしまうということもよくあるんじゃないかな。

【一般化の主題(まとめ)】 「人間にとって」という言葉を使ってまとめることができました。
 「言葉は万能な道具ではない。」とよく言われます。言葉だけで意思を伝えたり、説明したりするには限界があるのかもしれませんね。

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