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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間と動物の違い   きくた

 モグラの前足はミミズを食べるために発達した。しかし、簡単に言って動物とは何かに対応するための一部分しか優れていない。それに比べて人間は、いろいろな目的に対応した多様な道具を作り出せる。ライオンの牙に勝るナイフ、サイの角みたいな棍棒、モグラの前足よりも能率のよいシャベル、そして、新発明のいろいろな道具など、人間だけがもつ多様性が、やがて香り高い文化の創造のもとをなしたのだ。
 これと似た話がある。犬はにおいに敏感だがアンモニアなど、においが強烈な物をかぐと、刺激が強すぎてまるで鼻に何かをつめたように鼻がだめになる。しかし人間は、それに対応してマスクなどで鼻を守る。
 これと同じで、キリンもそうだ。たしかにキリンの首は長くてすごい。しかしぼくたちが普通に日常でみているクレーンのほうがずっと長い。
 ぼくはこの話を読んで、動物の優れた能力は遺伝子によって伝えられたものであって、自分の意志で作ったものではないが人間は、やはり自分の意志でいろいろなものが作れるということがわかった。 要約

   講評   miri

 要約は、長文の主題をしっかりとらえていますね。

 体験実例は、題材はよいのですが、あと1文か2文付け足して詳しく書けるとよいでしょう。「キリンは高いところにある食べ物をとるために生まれつき首が長い」「首が長いために高いところから見渡せる」「人間の首は短い」「長くなくても食べ物には困らない」「しかし高いところでの作業に使えるようにクレーン車を開発した」「他の首の短い動物は、高いところにある食べ物が取りたくても、(木に登りでもすればべつだが)自らの力でとることができない」「人間は能力を超えた道具を作ることができる」このような要素を整理して入れると内容がふくらみますね。

 結びはOKです。

                         


 

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