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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   急がば回れ   ジョーカー

いそぐ時には、少しぐらいきけんがあっても、近道をとおりたくなる。しかし、それが失敗する原因になる。だから、時間はかかっても、安全な道を通った方がいいんだ。
この、「急がば回れ」ことわざのもとは、
「武士の 矢馳の船ははやくとも 急がば回れ 瀬田の長橋」
と言う歌らしい。この歌の中で、急がば回れの部分がのこって、今にいたっているんだそうだ。
僕自身、そう言う事はある。
ようち園の時、僕が、まだ泳げなかった時、お母さん達が、はやく泳げるようになるやり方をおしえようとしていたらしいけれど、僕は、きほんの練習を、なーん回も、やって、プールにいったら、まずそれをする。と言う感じだったらしい。これは、お母さんから聞いた話で、自分でも覚えていないが、こう言う事があったよ。と教えてくれた。(あとでちゃんと泳げるようになりましたよー。)
次の話は、そのおかあさんの、お話。
僕のお母さんは、料理が得意だ。しかし、そのお母さんが、ホワイトソース スパゲッティ、よりによって、僕の大好きな、ホワイトソース スパゲッティで。どこをまちがえたかと言うと、ホワイトソースを作る時は、小麦粉を少—しずつ入れていかなければ、いけない。しかし、めんどうくさかった?のでいっきに小麦粉をドザーっと入れてしまったのだ。もちろん、量は、はかってから。そして、見事にダマのできた、ホワイトソース
スパゲッティが、出きた。しかし、その時、僕は、そのスパゲッティ、けっこう、美味しいと思った。まあ、少し小麦粉のダマはういていたが。お母さんだけ、なんか、このスパゲッティは失敗したと言っていた。
なんだかけっきょく、ドジったと言っても、その時だけで、すぐにわすれてしまって、いざ、書いてみても、なかなか思いつかない。
と言う事で、お母さんの話を書いてみた。なかなか、作文を書くのが、むずかしかった。

   講評   utiwa

こんにちは、ジョーカーさん。
人間は失敗から学ぶことが多いものです。日ごろから失敗や成功など印象に残ったことをメモして(覚えて)おくだけで、作文がスラスラ書けるようになりますよ。
今回は、「急がばまわれ」の実例を2つ書くことができましたね。どちらもわかりやすい言葉で、うまく説明できています。ジョーカーさんは語り上手ですね。読んでいておもしろかったです。

ひとつめは、ジョーカーさんの「まわり道をして成功した例」です。このエピソードでは、「あとでちゃんと…」がオチというか大事な部分なので、作文にするときは( )でくくらない方がよいです。→「しかし、この方法によってちゃんと泳げるようになったのだから、地道に基本練習してよかったと思う」などというふうにね。もちろん、友達どうしの手紙などでは( )に入れて強調するのもよいですが…。
もうひとつの例は、お母さんから聞いた話ですね。わたしも同じ失敗をしたことがあるのでよくわかりました。特に急いでいるときにやってしまうので、長文の内容にぴったりですね。
最後のまとめは作文を書いた感想になっていますが、長文の感想文なので、「急がば回れ」ということわざに対して「こう思う」「これからは…」とまとめるようにするといいですよ。
(アドバイス)
☆漢字の表記について☆
・「そう言うことがある」×→「そういうことがある」○
・「なーん回も」は、ちゃんとした作文では「何回も」と書く方がよいです。








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