国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   アサガオとの出会い   ふじ山

「すくえないよ。」
「ぼく、二ひき目すくった。」
これは、カメのアサガオとハッピーが、友だちガメと気持ちよく泳いでいる中、カメすくいをしているわたしと弟の会話です。今はいないアサガオたちのお話をします。
去年の五月五日、さがみ原へ大きなこいのぼりを見に行きました。家に帰ろうとしたら、カメすくいコーナーを見つけました。わたしと弟は、
「カメすくいだ。やりたい。やりたい。」
と、ごねました。すると、やらせてくれました。わたしは、なかなかすくえません。
「すくえないよ。」
と、わたしが言うと、弟は、
「ぼく、二ひき目すくった。」
と言いました。やっと、すばやいカメを一ぴきすくうと、弟は三びき目でした。弟は三びきの中から、ゆっくりさんをえらびました。わたしのカメの名前は、アサガオです。なぜかというと、
「『ア』ユナのカメ、『サ』ガミハラで会った、『ガ』ンバッテ、『オ』ヨグ子」
ということです。弟のカメは、ハッピーです。二ひきはまるで兄弟みたいでした。
家に着きました。カメは、同じ大きな虫かごに入れました。カメの山も入れました。カメ山に登ったカメをツンツンとわりばしですると、ずるっと落ちました。『ずる』いぞ、という目で、わたしを見つめます。エサをわりばしであげます。ハッピーは、むしをしてますが、気になってつかまっています。アサガオは、ニオイをかぐだけで、わりばしをおいはらいます。何日もそうでした。日に日にハッピーは、弱っています。アサガオは、やはりがんばって泳いでいます。十何日目、学校から帰ると、死んでいました。お母さんがつくったおはかがありました。とてもかなしかったので、おはかの前で声をあげてないてしまいました。ハッピーとアサガオのおはかは、わたしの家の庭にあります。あい犬クーちゃんは、一度だけ、ほろうとしました。カメのニオイがしたのかな、と思いました。
きっと、アサガオとハッピーは、天から見守ってくれていると思います。

   講評   kei

緑の美しい季節ですね。
クーちゃんも「あぁ気持ちいい!」と思っているかも・・・。
学校では高学年のお仕事がふえてきますね。楽しみですね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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