創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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急がばまわれで先をよむ メゾピアノ
いそぐ時は、少しくらい危険があっても、そこをとおりたくなる。けれどそれが失敗する原因になる。でも急いでやろうとすれば、はやくやることばかりに気をとられて、一つ一つたしかめたり、ゆっくり考えたりしない。その結果、やり方をまちがえたり、とんでもない失敗をすることになるんだ。私が、一番おどろいたのは「武士の矢馳の船ははやくとも急がばまわれ瀬田の長橋」の和歌が急がばまわれのことわざの元だったということです。
私は、このお話にのっているように、一回急がばまわれのことわざをわすれたことがあります。じゅくの宿題で、毎日やる漢字の練習で、見直しもせずに漢字を書いて終わらせてしまいました。そのため、もう一回まちがえた漢字をやり直したとき、まるで習い始めたばかりの字のように、まったくわかりませんでした。
以前読んだ本の中に、電車が火事になって地下鉄の駅まで燃えひろがったときのひなんのしかたが書いてありました。その中の問題で、近くのこんざつした非常口か、遠くの少ない非常口のどちらからひなんしたらいいかというのがあった。答えは遠い方でした。なぜかというと、これも急がばまわれだったからです。
私は、この話を読んで、急ぐまえに先を読むことが大切だなと思いました。
講評 hirari
ことわざには、むかしの人々の知恵からうまれたものが多いですね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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