低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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急がば回れ イチゴパフェ
いそぐ時には、少しくらいきけんがあっても、近道をとおりたくなる。けれどもそれが失敗する原因になる。この歌の中で「急がば回れ」のことばだけがひろまっていき、ことわざとして今ものこっているんだ。これはさいしょは道についていったんだけど、その後は生活のいろんなことについてもいわれるようになったんだ。でもいそいでやろうとするとすれば、早くやることばかりに気をとられて、一つ一つたしかめたり、ゆっくり考えたりしない。その結果、やり方をまちがえたり、とんでもない失敗をすることになるんだ。
わたしが、びっくりしたことは平安時代に源俊頼が作ったこんな和歌がことわざの元になったことです。にた話があります。一つ目はパパが仕事に行くよういを急いでやって仕事場に行ったらパパのロッカーのカギをわすれていていたんです。二つ目は、ママが小さいときに漢字テストがあっていそいでおぼえたのでテストの点数があまりよくなかって先生に、
「早くおぼえるよりもゆっくりおぼえたほうが点数がいいですよ。」
といわれたそうです。
わたしもいそいでいるときは、おちついたほうがいいと思ったからいそがしいときもおちつこうと思います。
講評 kia
「急がばまわれ」急いでいるときほど、まわり道をしたほうが失敗をしないということわざだね。でも、急いでいるときほどあわててしまうのが人間なんだよね・・・
☆三文ぬきがき☆ イチゴパフェさんが初めて三文を選んでくれたね。長文をよく読んでこの話のポイントとなるところをぬきだしたね。よくできていたよ。
☆中心を決める☆ 「私がこの話を読んで一番○○〜」という言葉を使って書いてみよう。「急がばまわれ」のことわざが和歌を元にしているのはびっくりだね。
☆似た話☆ 急いで失敗した話をお父さんお母さんに聞いて書いてくれたね。この話を聞いてイチゴパフェさんはどう思ったかな?
☆思ったこと☆ 「私はこの話を読んで○○と思いました。」という言葉で書くといいよ。急いでいるときほど、落ち着くことが大事だということがわかったね。
お父さんの失敗した話をくわしく書いてみよう。たとえば・・・お父さんはいつもの倍のスピードで朝ごはんを食べました。それからあわてて準備を整えて「いってきます。」というあいさつもそこそこに家を飛び出しました。まるで、ねこに追いかけられるねずみのような猛スピードです。やっと出かけた・・・と思いながらふとテーブルの上を見ると、そこにはお父さんが会社で使うロッカーのカギが!!・・・・というふうにね。
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