創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ワッ八ッハ〜 大笑い   四葉のクローバー

 アッハッハー、エッヘッヘー。もう笑いが止まらない。妹が笑わせて来るのだ。
 妹は、本当に面白い子で、家族みんなを笑わせる。妹は、何かに夢中になっている時、いつもわけの分からない事を言う。最近は龍馬伝の影響で、土佐弁にはまってしまって、一生懸命手を動かしながら、
「これ、難しいんじゃ、今わしがやっとるのは、なかな か出来んがぜよ。おまんも、やってみるかえ?」
とか、
「うーん、また出来んがじゃあ、難しいがぜよー。」
とか、一人で色々しゃべっている。これをお母さんとだまって聞いている。妹の独り言はまだまだ続く。妹が難しいパズルに挑戦している時など、
「お姉ちゃん、手伝ってくれんかえ?難しいがじゃあ。」
と、色々しゃべっている。それでもまだ、私はだまって聞いていた。お母さんが、
「めぐ、何言ってるの?」
と聞いた。妹から返って来た言葉は、
「おー、すまんすまん。わしは、独り言が多いき。ハハ
 ハ。」
これまた土佐弁だ。「何なんだこの子は。意味不明だ。まるで、魔法にでもかかったみたいだ。」と思うと、ブシュッと吹き出してしまって、笑いの落とし穴にはまってしまった。いったん笑いが収まっても、まだ妹は言い続けるので、笑いが止まらない。
 妹は他にもまだ面白い事をする。変な顔をしたり物まねをしたりする。妹がよくやるのは、ゴリラのまねである。いつでも、どこでも、公園で遊んでいる時でも、道路でも、妹の気分がゴリラ気分になると、
「ウッホッウッホッ」
と手をグーにして胸を叩く。これ自体はしょうもなくて、妹に
「もうそれ飽きたで。」
と言うと、妹はしょんぼり。しかしまた、その顔が可愛くて、
「ハハハッ、可愛いね。」
と言って笑ってしまう。本当に面白いのは、妹が猿のまねをした時である。口をとんがらせて、
「キーキー。」
と言いながら、私が勉強しているというのに、子供部屋中を走り回ったりもする。
「ウホッウホッ、キーキー。」
この声を聞いていると、喧嘩をしている時でも、思わず笑ってしまう。妹はこれ位面白いのだ。
 こんなに大笑いすると、元気が出てくる。笑う度に、
「笑うのは、健康に良い。」
とか、
「笑う門には福来たる。」
と言われている意味がよく分かる。
 こんなに面白い妹のおかげで、我が家には笑いが絶えない。もし、何か落ち込んだ事が有っても、この笑いが有れば元気になる。ほら、また妹が、次の笑いを、準備中。

   講評   tamon

妹のしたこと、ことわざなどがうまく入りましたね。常体での文もばっちり!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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