国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   かんそうぶん   おはろ

 モグラの体のしくみは原始的で、一日にミミズを五十ぴき食べないとしんでしまう。動物にはそれぞれの生活をささえるシンボルがある。モグラだったらそれはあの土をほってほってほりまくるつめだろう。それでは人間のシンボルは何か?それはさまざまな道具をつくりだす「手」である。
 ぼくは2年前モグラを見たことがある。そのつめはとてもするどく、みみずをつかまえるにはもってこいだった。そのつめはまるでおにのきばのようにとがってまるまっていた。しかし体や足などは原始的でまったく発達していなかった。
 人間にはモグラやライオンのように動物をころしたりするつめやきばはないが人間には道具がある。道具の中にはライオンのきばにも勝るナイフなどもある。ぼくが大好きな小説「三国志」では、いろいろな戦いの道具が出てくる。例えば関羽の「清流えんげつ刀」、ちょうひの「だほう」は1800年前のものだが。全て人間の手で作り上げたものだ。 
 人間はなにもそうびしていないじょうたいではライオンにかったりできないが、道具を身につけることによりいかなるもうじゅうにも勝てることが分かった。

   講評   kan

 こんにちは、おはろくん。今回の感想文も大変よく書けています。慣れてくると普通の作文より簡単に書けるようになります。この調子で練習していくとよいですね。人間には、モグラのようなするどいつめはありませんが、創造する力によりするどいつめに代わる道具を持つことができます。人間に備わった考える力、最大限に生かしていきたいものです。
★第一段落 これは素晴らしい要約ですね。この調子です。
★第二段落 以前、もぐらを見たことがあると話してくれました。百聞は一見にしかず、このように実際に見た話が入ると説得力がありますね。「まるでおにのきば」というたとえもいいね。
★第三段落 おはろくんが愛読している三国志のエピソードをうまく用いることができましたね。このように本や図鑑などからの引用もよいですね。
★第四段落 すばらしいまとめになりました。項目の●わかったことでまとめた点も文句なし。
   

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