国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   『日本語は、今まで (感想文) を 読んで   Mr アラコロ

 日本語は、日本人にしか使われたことのない言語、部族言語です。言語の中には、自分の地域独特(ちいきどくとく)の方言を使っていたり、乱暴な言葉を使ったりするのも一応言語です。自分のことを現すには、日本語で、「わたし」や「ぼく」や「おいら」や 「わたくし」・・・などの、たくさんの言い方ができますが、それを、英語に変えようとしても、「I」(アイ)という言い方でしか、変えることがしたくてもできません。 ぼくの似た話で言うと、課題フォルダに載っている、③の今どきにはやっている流行語では、英語で言うと、アメリカ合衆国のことを、『ザ・ユナイテッド・ステーション・・・』 と言いますが、日本人でのはやりは、『アメリカ』です。また、ゲームの中では、『PSP』ときかれて、「プレイステーションポータブル」と答えられない人は、あまりいないのではないかと思います。 日本語が、アメリカ人や、スペイン人、フランス人などの人々にどんなことが難しいのかな−と思ってインタビューをしてみたら、『言葉の使い分けが難しいのじゃないのかなぁ』といわれたので、他には?と聞いたら、時間帯によって、『こんにちは』や「こんばんわ」などの挨拶が、難しいのじゃないのかなぁとぼくは考えた。 日本人にとって、日本語とは、とても簡単である。 しかし、外国人にとって、日本語は、使い分けがとても難しいと思う。

   講評   mae

 日本語の複雑さは、他の国の言語とはくらべものにならないようです。方言、外来語、流行語、敬語、同音異義語……などなど。自然に使いこなしている日本人は、実はすごいのですよ! でも、こんなに複雑な日本語では、他の国に広まるのは難しいでしょうね。日本文化に注目が集まっている今だからこそ、日本語の整理整頓を考えてみるいいチャンスかもしれませんね。
 パソコン送信でも、段落分けを考えてみるといいですよ。要約→似た話その1→似た話その2→まとめ、という流れです。自分のことを表す言い方のおもしろさを二段落、外国人にとって学びにくい言語についてを三段落、というように整理してみると読みやすいですね!
 アラコロくんの書いていたように、時間帯で分かれるあいさつのしかたは難しいね! また、ハッキリ挨拶とはわからない挨拶も日本にはいろいろありそう。「もうかりまっか?」「ボチボチでんなあ」というのも、挨拶の一種(笑)。真剣に「もうかりますか?」と聞いているわけではないでしょう? これを外国人に説明しようとしたら、すごく難しいことになりそうですね。
■構成(要約) ポイントはいくつかあるね。アラコロくんが書いていたように、日本語が部族言語であるということ。そのために、日本語は手入れのされていない庭のように、めちゃめちゃになっている。これから、国際普及していくためには、この日本語を整理しなければならない……、そんなところがポイントになりそうですね。

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