低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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にほんごについて きるけ
日本語について
日本語はもちろん言葉だ。感情がとても高まり、言葉に表せない時がある。僕も嬉しすぎて言葉に表せなかったことがあったので、これから書く。それは、2010年2月5日午後のことだった。ぼくは、中学受験をした。1月校は合格できた。2月1日にK中学校、2月2日にS中学校、2月3日にT中学校を受けた。K中学校は2月3日の午後に、S中学校
2月3日の午前に、T中学校は2月5日の午後に、合格発表があった。3日にT中学校を受けているときに、K中学校とS中学校の結果が気になったが、集中した。そしてT中学校の入試が終わり、母に、S中学校の合格を伝えられた。嬉しかった。そして、S中学校より難しいK中学校の発表を見にいった。掲示板を見ると、そこに僕の番号はなかった。「これでは、K中学校より難しいT中学校なんて無理だ」と思った。心の大部分でS中学校での中学校生活を思い浮かべながら迎えた2月5日。無理だという気持ちで、掲示板を見たら、<194>という数字があった。なぜ受かったのだろうという気持ち、合格して素直に嬉しかった気持ち、まだ信じられない気持ちなどが入り混じって、自分の気持ちを表現できなかった。
ここで少し、日本語について考えてみたい。「最近の若者は日本語がおかしい。」と言うのが流行りになっている。しかし、僕はそう言っている人のほうが、日本語の使い方がおかしいと思う。なぜなら、日本語というのは日本人が昔から受け継ぎ、今に伝わって、日本人が使用しているものだ。日本人は日本語で事物や気持ちを説明する。その大切な日本語をおかしいという人は変だ。日本語の使い方がおかしいと言うべきである。つまり、若者の言葉がおかしいと言っている人こそ日本語の使い方がおかしいということである。
人間にとって言葉とは、自分の中の気持ちなどを相手に伝えるための道具だ。電気を作ると二酸化炭素を出すように、道具には必ず欠点がある。だから、気持ちや事柄を言葉で全て表現するのは不可能なのだ。だからこそ、語彙を増やし、できるだけ多くのことを表現できるようにすればよいのである。
講評 yuta
一年の折り返し地点6月です。中旬には梅雨を迎え、またうっとうしい気候になります。夏になる前に季節がサナギになるような感じ(^^;)。夏になったらパァーッと気持ちよく、羽を広げて飛び出せるように、自然全体が力をたくわえる時期なのかもしれませんね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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