国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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人間とは何だろう ネッシー
哺乳類のそれぞれの種のからだには、その種の生活の実体を象徴的に現しているしくみがそなわっている。人間のからだにそなわった、人間の生活を象徴するものはなにか。それは、手だ。手は、それがつくられたはじめから、いろいろな目的に対応した、多様な道具をつくりだしたのだ。つまり、人間だけがもつ行動の多様性が、やがて香り高い文化の創造のもとをなしたのだ。
そして人間と動物の最大のちがいは人間の祖先が作った道具は、人間が意図的に、人間の意思によって作ったものだという点だ。
この話を読んで一番印象に残ったのは人間の生活を象徴するものは手であるという点だ。なぜなら、動物界では四足歩行の動物がほとんどなので二足歩行で手がある動物というのはめずらしいからだ。
動物はなにかしら特徴をもっているものだ。たとえば鳥は空を飛べるが人間は飛べない。また、ラクダは背中のこぶに栄養をためているので五、六日なら何も食べずに生きていられるが、人間は一日何も食べずにいたらすぐにたおれてしまう。
しかし、人間は他の動物を見てものを作ることができる。たとえば人間は空を飛べないが、飛行機を作り飛べる様になったし、キリンの様に高いところからものを見ることはできなかったが、機械を作り大きな建物を造り高いところからも見られるようになった。
ぼくはこの話を読んで人間とは頭と手を使って不可能を可能にできる動物であるということがわかった。しかし、人間は園才能を悪用して自分たちを支えて来てくれた自然をこわそうとすることもある。これこそ『長所は短所』というのではないかと思う。それに対してぼくは、人間はなぜ自分一人で生きているわけではないということに気付かないのだろうかと感じる。
講評 kou
人間と動物を色々な角度から比較することができました。最後の段落は「長所は短所」ということわざをうまくつかっていいまとめかたができましたね。
6月一週目は進級テストです。がんばりましょう!
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