低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
かめのすけのお世話 なみは
「ゴシゴシゴシ。」
今、私はかめのすけのせ中を歯ブラシで洗ってあげている。
かめのすけは、お母さんが名古屋にいたころにホームセンターで買ってきたそうだ。昔は、かめは、2ひきいた。かめのすけとかめたろうだ。かめたろうは、かめのすけにいじめられて死んでしまったそうだ。かめのすけの大きさは、小さいころ4センチぐらいだったけれど、12センチぐらいだ。緑色をしていてこうらが長丸の形をしていた。
「コツン。」
歯ブラシとかめのすけの頭が当たってしまった。しまった、と思ってももうおそかった。かめのすけは急いで頭を引っ込めてじっとしてしまった。しばらくしてようやく出てきたと思ったら、なんと、門の外に出ていたのだ。
「待って!」
と、言ったけれども、もうかめのすけはよちよちと道路を歩いていた。まるで、私をてきだと思って逃げているように。
その後、あわててつかまえて門の中にもどした。
かめのすけのこうらはとてもきたない。なぜならば、もが生えているからだ。歯ブラシでゴシゴシみがくと、ピカッといっしゅん光ってこうらの線が見えてくる。
今は、かめのすけはいない。けれども、私とお母さんの心の中には、かめのすけはいつでもいる。近くの神社や川にもかめがいる。それは、たぶん、かめのすけの子孫かもしれない、と私はひそかに思っている。
講評 kamo
パソコンで清書ができました!
ますますいい作品になったね。
読解問題もがんばりました。
では、また6月もどんどん進めていきましょう!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |