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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉で言い表せない感動   きあこ

 ぼくは感動した時、その感動を表すのに適当な言葉が見つからないことがある。
 ぼくが去年、転回部の演技を見せてもらった時のことだ。転回部とは、バク転やハンドスプリングの連続技などをひろうする部活動で、中学生以上の人がやっている部活動だ。この演技はぼくの学校で毎年十月に幼稚園から大学までの全員で行われる体操会で見ることができる。しかし、小学校の生徒は時間の関係でみることができない。特に高学年は転回部の人の後に演技するので、舞台裏にいるから全く見ることができなかった。
 そこで、先生たちがそれを見る機会を設けてくださったので、初めてちゃんと見ることができた。その上、演技する人の間近で見ることができた。こんなことはこの後十年間ぐらいはないと思う。ぼくは、運がいいなあと思った。
 準備の後、演技が始まった。間近で見ていると、その人の気持ちが伝わってくるような気がした。体の大きい人ばかりだったから、すごく迫力があった。演技はどれもすごいものばかりで、さすが転回部の人だなと思った。演技中はあっけにとられていた。演技が終わると、皆から大きな拍手が送られた。ぼくはもう一回見たいなと思った。すごすぎて、言葉が出てこなかった。
 体操会のことでもう一つ書く。無事に体操会が終わると、皆解散する。そこで帰り道に寄るのが、ぼくの学校が栃木県に保有している農場の牛から採れた牛乳を使ったアイスを販売している売店だ。その売店でアイスを買って家で食べる。思わず、「うまい!」とさけんでしまいそうなおいしさと、達成感が味わえる。このおいしさを表す適当な言葉は今も見つかっていない。
 「ぴたりと表す言葉」が見つからないことは、人には良くある。適当な言葉を見つけ出す努力が、人間の語彙力の発達につながるのではないかと思う。

   講評   nakami

 お清書、いろいろとつけ加えることができてすばらしい出来です!読解問題もがんばりました。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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