国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   気持ちを表すということは・・・   ともじろう

 僕は三年生の終わりから空手をやっている。試合に勝ちたいので練習は毎日一生懸命がん張っている。試合は一ヶ月に一回ほどある。試合で自分の番を待っている時の気持ちは、練習の成果が発揮できるのでワクワクしているが、それだけではぴったり気持ちを表せない。もっときん張して、ドキドキしているのだ。しかし、その言葉ではしっくりこない。何とも言えない気持ちだ。これは、空手の試合を経験した人でなければ分からない気持ちだと思う。この時、言葉は気持ちを表しにくいので不便だと思った。
 試合が終わって勝った時は、うれしい気持ちだが僕の気持ちはそれだけではない。試合に勝って満足した気持ちや、次もがん張るぞという気持ちがある。この気持ちが分かるためには、空手の試合で勝つことが一番早いと思う。反対に、負けた時は、くやしい気持ちがあるがそれが全てではない。またがん張ろうという気持ちも半分くらいある。「学問に王道はない」と言うが、「武道に王道はない」とも言えると思う。だから毎日空手をがん張って少しずつ上手になっていこうと思う。そんな気持ちも入っている。色々な言葉があるけれど、気持ちは表しにくいという事が分かった。祖父や祖母に、空手の試合のことをよく聞かれるが、答えにくい。その理由はぴったり気持ちを表せる言葉がないからだ。
 海外旅行に行った時、日本語が通じなくて、自分の気持ちを表せない事があった。はさみを貸して欲しかった時に相手に通じなくて困った。だから言葉がないと、どれだけ不便かを海外旅行で分かった。人間にとって言葉とは、気持ちを伝えるためになくてはならない大切なものと同時に、色々な気持ちを表しにくいものだ。
 作者は、日本の語彙の貧弱を言っている。僕も作者の意見に賛成だ。僕が最初に覚えた言葉は「まんま」だと聞いた。しかし、今ではもっと沢山の言葉を知っている。これらからも、もっと沢山の言葉を知っていくと思う。しかし、ぴったりと気持ちを表せる言葉は一生見つからないと思う。

   講評   taimu

 いいお清書になりましたね。今月もじっくり取り組むことができました。どんなことを書いてくれるのか……と、毎週ともじろうくんの作文を読むのを楽しみにしているのですよ(^^)。

           

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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