創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   僕の幼虫   キノコ

「ありがとう」
四年生の秋、僕は友達のはやと君からカブトムシの幼虫を三匹ももらった。大切に育てるぞ、と気合を入れた。そして、幼虫を見てみると、一匹は、何をしたいのかよくわからないが、とにかくはげしく動いていた。もう一匹は、すぐに土の中へ入っていった。寒かったのかなぁと思った。そして、最後の一匹は、まるで、死体のように動かず、丸まっていた。死んだふりだったのかもしれない。じっと見ていると、はげしく動いていた幼虫も、頭だけ土の中へはいった。でも、しりは出ていたので、土の中へうめてあげた。おとなしい方の幼虫もなかなか入らないので土の中へ入れてあげた。僕は、カブトムシの幼虫も、人間と同じで、個性があるんだなぁと思い、おもしろくなってきた。でも、毎日きりふきをするのが大変だ。僕はがんばっているので、幼虫は早く成虫になってほしい。
 ようち園児の時も、カブトムシを飼っていた。夏休みに、祖母の家へ行った時、家の近くの木に、成虫のオス一匹と成虫のメス一匹がいた。ぼくはそれをもらってきた。その時はひまだったので、家族全員で熱心に育てていた。きりふきはもちろん、昆虫ゼリーなどもあげたのでとても大変だった。でもがんばったからか、メスが八個もたまごをうんでくれた。また、がんばって育てよう、とはりきった。その内、五個のたまごから幼虫が出てきた。とても小さい幼虫だった。五匹もいるので、二匹はようち園に持っていった。ようち園では、みんなでがんばって育てた。一方、家にいる三匹は全てオスだった。だから、たまごをうまないので残念だった。でも、意外と角で戦ったり、いっしょにぜりーを食べたりしていたので、おもしろかった。
 今、家のげんかんにいる幼虫は、どうなっているのだろう。虫かごを見ると、去年の秋にあばれていた幼虫は、今でも土の中であばれていて、すぐ土の中へはいる幼虫は、おく深い所にいて、おとなしく丸まっていた幼虫は、静かに動かず丸まっているのかなぁとよく思う。もうそろそろ、名前もつけようかなぁとも思う。でも、やはり、それぞれの幼虫が、どんな成虫になるのかなぁと心の中で強く思っている。

   講評   kiri



こんにちは。今月もがんばって作文が書けました。

6月は進級テストがあります。この調子で、がんばりましょう。

                  

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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