対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日1875 今日660 合計48224
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   人間と機械は同じか?   トリウム

「もう!いくらなんでも遅すぎるよ!」
私は、何か調べ物をするときインターネットを使う。だがインターネットはなかなかつかなかったり、いきなりシャットダウンされたりと、いろいろ大変なことがある。特に、ページを開くまでの時間が相当長い。まるで、ページを開くまでに永遠の時が流れ去っていくようだ。そのようなとき私は、
「インターネット、ページ開くの遅い。」
とつい口走ってしまう。すると必ずそこにいた誰かに、
「インターネットは機械なのだから、少しくらい待ちなさい。」
と言われる。しかしそのとき私はいつページが出てくるか目を光らせているので、そんな家族の言葉は右耳から左耳に行ってすぐ出されてしまう。でも、今こうやってよく考えるとその言葉の意味は単純明快だ。私の家族は、機械は人のように速くは動くわけがない、と言っているのだ。そもそも機械というものは、人間の作ったものだから、ある部分では人間より優れているところもあ
るかもしれないが、だいたい機械のほうが人間の能力より下なのだ。たぶん他の人も、みんなそうだと感じるだろう。
 前に私は人力車を見たことがある。今ではなかなかない人力車だが、昔自動車がなかったときはそこら中を人力車が走っていたらしい。現在地球温暖化が一つの社会問題として挙げられている。今大活躍の自動車はそこら辺をびゅんびゅん走り回り、排気ガスをまき散らし、大気汚染の原因となりしかも騒音の原因にもなっている。人力車はその名のごとく人の力で動かすので色々な面で安全だし、ゆっくり周りの景色を楽しめる。機械の中でも手動と自動では違うのだ。もしも人間がガスを出したら大変だろうが(笑)。
 私は人間と機械が違うことがはっきりと分かった。私にはもう
機械と人間が同じようには見えない。私自身は、言われて動かされるインターネットのような人間にはなりたくない。

   講評   komiko


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)