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　　　バナナジュースが！　　　シャーロック・ホームズ

「アハハハッ。」
前、テレビを観ていてぼくは笑っていた。五才ぐらいの子が踊っていたら目が回り、そばの階段から落ちてしまったのだ。いつだったかは忘れたが面白かった。もちろん、家の中でテレビを観ていた。番組には、他にもいろいろ面白い映像が、何件も送られている。
　学校の図書室には『タンタン』という漫画がある。それに出て来るハドックという登場人物が面白い。ハドックは、ドジを踏んでは悪態をつき、またドジを踏んでいる。まるで、泣きっ面に蜂だ。ハドックはこんな感じだ。
ズコッ。（棒につまずいて転んだ音）
「ふざけんなよ！！道の真ん中に棒なんか置きやがって！！バカ！！アホ！！犯罪者！！」（ハドックの悪態）
ドシン。（電柱にぶつかる音）
「しっかりして下さいよ。」（タンタンの呆れた声）
こんな感じだ。もう今は読んでないが、三年のころはよく読んでいた。その読む理由には、このような笑えるシーンを読みたいからというのも少しあった。でもたぶん、タンタンはこんなまぬけな相棒と動くのは面倒だっただろう。この話の粗筋は、ルポライターの
タンタンが間抜けな元船長ハドックと耳の悪い技師のビーカー、インターポール（国際警察）の刑事デュポンとデュボン、タンタンの愛犬スノーウィが色々な陰謀に立ち向かっていく話だ。面白いから、読んでみたらどうだろうか。
　ぼくの学校の図工のY先生は面白い。色々なことを話す。その極め付けがこれだ。Y先生は子供のころ、友達の家に泊まりに行った。そこでバナナジュースが出された。普通バナナジュースは、ミルクなどとまぜて作る。ところが、出されたバナナジュースは
バナナをかきまぜただけ。どろどろでまずかったらしい。そこで、甘いものは無いかと友達に聞き、友達が探しに行ってるすきに、Y先生はそばの植え込みにバナナジュースをかけた。戻ってきた友達は、
「バナナジュース飲んじゃったの？」
と言った。
「うん、とてもおいしかったよ。」
もちろんうそだ。そして、友達の次の一言。
「じゃあ、もう一杯あげるね。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
そこで先生は、バナナジュースを持ってきた友達にこう言った。
「ねぇ、甘いものの後にしょっぱいもの食べたくならない？」
そして、また友達が探しに行った。植え込みにジュースをかけようとした先生の手が止まる。なんと、さっきかけたものがどろどろなために、まだ植え込みに染み込んでいなかったのだ。
「！」
パニックを起こしかけた先生の目に、空いた窓が映った。次の瞬間先生は、バナナジュースを窓の外に捨てていた。そして次の日、先生は帰ろうとして玄関を出た。そこでは、友達のお父さんが車を洗っていた。そして車の屋根を見ると、なんとバナナジュースがか
かっていた。（笑）以上がY先生の話だ。みんな、げらげらと笑っていた。中には、椅子から転げ落ちた人もいた。（笑）
　ぼくは、笑い過ぎると椅子がひっくり返る可能性があって危険だということが分かった。（笑）

　　　講評　　　komiko

　シャーロック・ホームズくん、こんにちは!　清書は、直すといいよとお話していたポイントについて、気を付けながら入力することができていました。本当にユニークな作文ですね！

　六月四日（金）は、いよいよ進級試験ですね。　お話している大事なポイントをしっかりと入れることができるように、がんばりましょう！　「楽しい先生」「私の父（母）」のどちらかで書くことを見つけておいて下さい。そして、６月１週の暗唱長文の1.2.3の三百字から「暗しょうチェック」をしたいと思います。しっかり一日五〜十分音読をしておきましょうね。