創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉の特徴   けん道少年

英語というのは、外の視点と内の視点が合作でつくり上げためずらしい言語なのである。英語でさえも、いまだにイギリス人しかわからない、彼らだけの内側の視点の部分がある。高等教育を受けたフランスの知識階級が話すフランス語と庶民が話すフランス語がちがうのは、庶民はお金をかけて、フランス語を勉強していないからだ。日本語は外国人によって学ばれ使われた経験がないため人工的に整理されていない。これは相当大きな研究課題として、真剣に取り組まないとどうにもならないと思う。
このように外国人が外国を覚えるのにとても苦労する、という話に似た例がある。日本人でも、漢字を覚えるのはとても厳しい。なんと漢字は1万字以上もあるのだ。そのおかげで苦労したことがある。宿題の日記を書いているとき、ある漢字の書き方が分からなくなってしまった。近くの母に聞くと、
「え、と…たしかこうやった!」
と、メモ帳に書いてくれたのだが、どうも書き方が学校で習ったのとちがう。おかしいので聞いてみると。
「お母さんが子供のとき、そう習ったで。」
というので辞書で調べたら、古い辞書は母の言うとおりで、新しい辞書は僕が習ったことが載っていた。どちらが正しいのだろうか?て思ったので翌日学校の先生に聞いてみると
「たぶん、今と昔で書き方が違うからだと思う。」
と教えてくれたので、こういう違いが日本語をややこしくしていると思う。
他にも、日本語にはややこしい点がある。方言である。方言は標準語とは全く違い、その地方独特のしゃべり方がある。僕たちがしゃべっている関西弁は、言葉の後に「〜や」「〜やな」など、特に意味のない言葉をつける。沖縄弁にいたっては、チュラサン(美しい)カムン(食べる)シクチ(仕事)など、まるで外国語のようである。もし僕が外国人で日本語をよく知っていても、沖縄の方言を聞いたら、きっと日本語とは思えないだろう。地方での会話は、外国人を困らせるようだ。
人間にとって言葉は意志を伝えるのに必要なものだ。でもその地方によって独特のしゃべり方があり、意志が伝えられないこともある。日本語はそれが極端すぎるようだ。

   講評   kiri



こんにちは。今月もがんばって作文が書けました。

6月は進級テストがあります。この調子で、がんばりましょう。

                  

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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