国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大せいこう!   フックー

「よーし、始めるぞぉー。まず・・・カチャッと、えー次に。」
「がんばれぇー。」
わたしは、バナナオムレツを作っています。
「シャカシャカ。うでがいたぁーい。」
たまごをずっとあわ立て器でかきまぜると、とてもうでがいたくなります。仕方なく、
「もう、だめ。ママ、かわって。ねっ。」
「いいわよ。」
お母さんは、そう言うと、手ぎわよくまぜ始めました。わたしのまぜ方とぜんぜんちがうので、お母さんは元もとコックだったりして、と思ってしまいました。わたしがおかし作りの本を読んでいると、A、Bというのがありました。わたしは、その意味が全く分かりませんでした。だから、AとBを入れるのをぎゃくにしてしまいました。そして、次のだん階になると、おかし作りの本に書いてある通りにならなくて、
「おかしいなー。」
と、わたしは首をかしげました。すると、お母さんが、
「もしかして、AとBをぎゃくに入れたんじゃない。」
「あ・・・本当だ・・・。」
わたしは、あっちゃっちゃっー。と思いました。
お母さんは、
「最初から作らなくちゃ。失ぱいは成功のもとだから。今度はお母さんも手伝ってあげるから。よし。今度は気をつけようね。」
「うん。でもAとBの意味が分からなかった。」
「たしかにむずかしいわね。でも、ここまでがんばったね。よし、作り直すぞっ。」
そして、作り直し、今度は順調に進みました。そして、カスタードクリームをオムレツにぬるときに、たっぷりとぬると、カスタードが中から出てきてしまうので、まんべんなくうっすらぬるといいと分かりました。そして、バナナををのせ、くるっとまき、サランラップでつつみました。まるでお店に売っている一りゅうのおかしの様でした。そして、
「パク。おいしいー。ちょっとあまずっぱくて、丁度いいあまさだね。」
「本当においしいね。かなちゃんはすごいねぇー。」
「大成功!」
次は、おかし作りの本をしっかり読み、一人で作れるようにがんばりたいです。

   講評   harako


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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