国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉にできない○○   ブレイド

 ぼくは北海道へ、春休みに初めて行った。この日は飛行機に乗ったのも初めてだったので、飛行機が高度を下げるのがこわかった。なぜかというと、体がふわっとして、胃がむねのあたりまで持ち上がるようだったからだ。それで落語を聞いていた。
「にーんじんさん、お入んなさい(笑)。」
北海道の上空を飛んで、ちとせに向かった。そのときにつばさの前に、雪が見えてきた。銀色に光りかがやく雪は、工場の上でとけていた。もう10秒も行くと、真っ白だった。銀世界と言いたいところだが、工場などの都会に多いものもあるし、目の前に見えてくるのは、空港だ。飛行機のタイヤが雪にふれるせいで雪がとけて、アスファルトが見えている。これでは銀世界とは言いがたいと思ったが、他に言葉がない。ところどころというと、ぼくならほとんど雪がとけて、雪があまりつもっていないようなイメージを持つ。ということは、あの言葉だとあの世界をイメージするのにふさわしくない。やっぱりふさわしい言葉は見つからなかった。
 ぼくは、星の数について調べた。資料の文をもとに計算して、星のおよその数を求めた。宇宙には銀河がおよそ1千億ある。1つの銀河は、1千億の恒星が集まってできたものである。ということは、1千億×1千億で10垓(がい)という数になる。「がい」とは位のことである。一、十、百、千、万、億、兆の次が「京(けい)」で、次が「垓(がい)」である。このことを知ったときの気持ちを簡単に一言で言うと、「おどろいた」になる。しかし、自分で考えるという勉強の時間には、難しい言葉を使い、より正確に思ったことを伝えられるはずなのに…これまた、思ったことを伝える言葉は見つからなかった。
 人間にとって言葉とは、とてもたくさんあるが、その分だけたくさん知っていないと使えないので、ある意味では不便なのだということがわかった。

   講評   itoyu

 上手にできました。読解問題もおつかれさまでした。
 次回は、進級テストになります。書きたいことを決めておいてくださいね。
                         

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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