国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
飽きないための教え あほーどり
人間の体は解剖学的構造を持っていると同時に、それまでの自分の歴史や文化を沈殿、内蔵させている。
人は練習することでその身に蓄積してゆくが、繰り返すばかりでは反復になり、惰性的になってしまう。
人間はそもそも飽きやすいもので、惰性的であり続けることすらできない。だが、逆に言えばそれは袋小路を打開する創造性であるとも言える。
将来、若者たちの離職率が高まってゆくという問題が生じるだろう。原因として、現代の多様化しすぎた職種に若者がついてゆけないことが挙げられる。人間の元来飽きやすい性質が、職が多様ですぐに転職しやすい現状とあいまって、その職を詳しく知る前に離職、転職を促してしまうだろう。
対策としては、社会が若者に職業について詳しく教えることである。職業というものは単純作業をするものではない。飽きの来ないその職業ならではの楽しさを教えることで離職を防ぎ、さらにはモチベーションを高めることにもつながるのではないか。重要なのは若者たちに続けることを強制するのではなく、自主的に続けるようにするという点である。
確かに何かひとつのことを飽きずに続けることは難しい。しかし、すべてを中途半端にするのではなく、何かひとつでもやり遂げることのほうが大切なのである。
社会を担うべき人間たちがフラフラしていては決して社会は安定しない。彼らのためにも、また未来の子供たちのためにも仕事の楽しさを教えることが必要である。
講評 mako
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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